新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2018年9月号掲載
感動的なサービスを提供して、顧客ロイヤルティを高める ―― 。多くの企業が取り組む「おもてなし」は、割に合わない! 本書はその根拠を、約10万人を対象に行った調査結果を基に示し、行き過ぎたサービスはロイヤルティを損なうと説く。では、企業はどうすればいいのか? カギは、「顧客に手間をかけさせないこと」だ。
ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。
2018年8月号掲載
「インサイト」とは、人々の潜在的なニーズのこと。ヒット商品の裏には、これに基づくマーケティング戦略があるという。例えば、パナソニックの電動歯ブラシ「ポケットドルツ」は、女性の心理を掘り下げて成功した。そんな「インサイト起点のマーケティング」の第一人者が、この手法の概要、具体的な取り組み方を語る。
2018年5月号掲載
世界最先端のマーケティングとは、「チャネルシフト戦略」のこと。ネットとリアルを融合させ、顧客と強くつながり、自ら事業変革を導くことで、他社が真似できない戦い方をつくりだす。アマゾンをはじめ国内外の成功企業が実践する戦い方だ。これは、具体的にどのようなもので、いかに実践すべきか、多数の事例を交え解説する。
2018年4月号掲載
『ブルー・オーシャン戦略』。この世界的ベストセラーの刊行前後に、両著者が『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌に寄せた関連論文10本を集めた。「バリュー・イノベーション」「レッド・オーシャンの罠」等々、新たな市場を創造し、ライバルとの競争から脱け出すためのアイデアが、具体例を交え示される。
副題は、「支持され、愛され、長く売れ続けるために」。人口急減や情報過多などで、新規顧客の獲得が難しい今日、売上を伸ばすカギは「ファンベース」だという。これは、自社の商品やブランドのファンをベース(土台)にして、中長期的に売上や価値を上げる、という考え方。その重要性と具体策を、多様な事例を交えて説く。
2018年3月号掲載
レビット、エデルマン、ケラー…。『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌が過去に掲載した、斯界の権威のマーケティング論文の中から選りすぐりの10本を紹介。理論的なものから実践的なものまで。収益性の高いビジネスを実現する上で、全ビジネスパーソンが知っておきたいマーケティングの考え方を集約した、まさに教科書だ。
2018年2月号掲載
今の時代、買って不満を感じるレベルの商品はほとんどない。だが、とりたてて「欲しい」ものもない。消費者の多くがこう感じる中、どうすればヒットを生み出せるのか。カギは「インサイト」(人を動かす隠れた心理)にある、と本書は指摘。その読み解き方や、消費者の「欲しい」を刺激するアイデアを、事例を交えつつ公開する。
副題「全員に好かれることを目指す時代は終わった」。進化したAIが人の仕事を奪う時代、「オリジナリティ」が生き残るカギだという。「何でもできます、ではなく、これしかできません」が大切。本書では、競争が激しい食の世界で、独自性を貫き通すプロたちの話を紹介、オリジナリティを築くためのヒントを示す。
我々の行動には、「不合理」な点が多くある。例えば、希望額以上の給料を貰っていても、同僚より安いと不満を感じる、といったように。本書は、様々な実験を基に、この人間の不合理性 ―― 規則性があり、予測可能な不合理性を解明する。これを理解すれば、ビジネスなどで大きなチャンスを掴むことも可能だ!
2018年1月号掲載
2000年に刊行され、“マーケターのバイブル”として世界的ベストセラーとなった名著の新訳。IBM、マイクロソフトをはじめ数々の有力企業を指導してきた全米トップマーケターが、「ビジネスは顧客の問題解決」という視座の下、経営の改善点を具体例とともに説く。経営者から一般社員まで、ビジネスに役立つヒントが満載だ。
2017年9月号掲載
人の心を揺さぶるヒット商品を生み出すには? 企業戦略・デザインの専門家である著者によれば、不可欠なのは、モノやサービスの意味を変える「意味のイノベーション」。問題解決を目的とする従来のイノベーションではなく、取り組むべき問題を再定義し、新たな価値を創造することで、人々に愛される商品が生み出せるという。
2017年5月号掲載
インターネットやソーシャルメディアが普及した今、テレビCMを打たなくても、ツイッターなどで話題になれば、早々に商品が売り切れる。こうした成功を手にするカギは、真の「顧客視点」に立ち、「アンバサダー」(企業を積極的に応援してくれる顧客)を増やすこと。本書は、そのために取り組むべき戦略を、具体的に説く。
マーケティングに「不変の法則」はあるか? 消費者の意識が多様化した今日、なさそうにも思える。だが、存在の肯定派である2人のマーケティング戦略家が紹介する法則は、長年の研究の末に導き出した基本的、本質的なものばかり。説得力は十分だ。ビジネス活動で行き詰まりを感じた時、解決のヒントを与えてくれるだろう。
2017年4月号掲載
お金はあるが、積極的でない。仕事に代わるものが見つからず、きっかけの到来を待っている。55~74歳人口の中で比較的数の多い、こうした「モラトリアムおじさん」の背中をうまく押せれば、シニア市場は活性化する。いわば“宝の山”である彼らの心をどうつかむか、現代シニアの分析に基づく、有効なアプローチ法を紹介する。
2017年3月号掲載
Twitter、Facebookなどが普及した今日、誰もが主役となり、自分の五感で受け取った情報の発信者になることを楽しむ。そんな時代ならではの新しいPRのあり方、仕掛け方を、事例を挙げて解説した書だ。予算がなくても、無名でも、人の「共感」を呼ぶ魅力的な情報を生み出せば、「クチコミ」の力でブームは起こせると説く。
2017年2月号掲載
ブランド構築の重要性はわかる。だが規模が小さく、人手が足りない! 予算もない! そんな悩める中小企業や地域産業のために、“強いブランド”のつくり方を説いた書だ。特定エリアにフォーカスする、「ひき算の発想」を持つ…。自社商品が消費者に選ばれるための具体策を、調査結果や企業事例を交え、わかりやすく指南する。
2017年1月号掲載
無印良品(MUJI)の人気と知名度は高い。現在、約7000品目の商品を販売。日本ばかりか欧米でも人気は定着し、最近はインドや中東にも進出している。なぜMUJIは “世界で愛される”のか。「一番普通の形を目指す」「ターゲットを絞らず、最大公約数を探す」等々、MUJIならではの取り組みについて、マーケティングの知見を交え説く。
2016年8月号掲載
ハリー・ポッターのテーマエリアをはじめ、数々のヒットを生み続けるユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)。新規プロジェクトの成功率は98%。これは偶然ではない。勝つ確率の高い戦略を導き出す「数学マーケティング」のたまものだ。そのノウハウを、低迷するUSJを数年で大変身させたマーケターとアナリストが明かす。
「『定説』が通用しない時代の新しいマーケティング」が副題。ソーシャル・メディアが発達し、消費者が色々な情報を握る今日、ブランディング、ロイヤルティなど、従来のマーケティング手法の重要性は低下していると指摘。消費者の意思決定の仕方の変化、これからマーケターに必要な新しいフレームワークについて詳述する。
2016年6月号掲載
2015年度の入場者数は過去最高の1390万人。新規事業の成功率97%。業績が好調なUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)のマーケティング最高責任者が、その成功ノウハウを語った。本書で明かされる「マーケティング思考」は、マーケターだけでなく、あらゆるビジネスの成功確率を高める大きなヒントになるはずだ。
初めての方はこちら
『TOPPOINT』ってどんなサービス?
推薦の声
著名な経営者をはじめ、様々な方から数多くの推薦の言葉をいただいています。
定期購読者専用WEBサービス TOPPOINTライブラリー
パスワードをお忘れの方はこちら
『TOPPOINT』を購読されている方は、「月刊誌会員」のご登録で、本誌の最新号に掲載した要約をオンラインでもご覧いただけます。別途「月刊誌プラス会員」のお申し込みで、最新号の要約だけでなく過去に掲載した2,000冊以上の要約もご覧いただけます。
定期購読者専用 各種お手続き
スマホやタブレットでご利用の場合にはより便利に利用できるアプリもございます。
『TOPPOINT』公式アプリのダウンロードはこちら