2007年3月号掲載

ウェブ新時代の「口コミ」戦略 ナンバー1になるためのビジネススタイル

サブタイトルは、「ナンバー1になるためのビジネススタイル」。つまり、インターネット上の「口コミ」を味方につけて業界ナンバー1になる ―― その成否が、これからの企業の明暗を分けるという。口コミの正体から、口コミを最大限に活かしたビジネスモデル、そして新時代の経営スタイルと社員のあり方まで、その全体像をわかりやすく紹介する。

著 者:小池晋一 出版社:PHP研究所(PHP新書) 発行日:2007年1月
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2007年1月号掲載

頭の悪い人々 人のふり見てわがふり直す「大人の教科書」

場の空気が読めない人、本質を見抜けない人、他人の迷惑に気づかない人…。本書は、そうした“頭の悪い人”をタイプ別に取り上げて、その症状を示し、そして頭のいい人に生まれ変わるためのアドバイスを行うもの。著者は、『「分かりやすい説明」の技術』シリーズ(講談社)で大ヒットを射止めているだけに、本書も極めて“分かりやすい”内容になっている。

著 者:藤沢晃治 出版社:三笠書房 発行日:2006年10月
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2006年12月号掲載

格差病社会 日本人の心理構造

心理学者である著者は、今騒がれている「格差社会」という言葉は、本来「格差病社会」というべきだとする。人々は格差社会といわれる社会の中で、勝ち組になろうとして、あるいは負け組になることを恐れて無理をし、そして心理的に病んでいくからだ。心を軽んじる国は、いつか滅びる。この危機感のもと、経済にも増して大切な“心”の問題にスポットを当てる。

著 者:加藤諦三 出版社:大和書房 発行日:2006年9月
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2006年8月号掲載

「できる人」で終わる人、「伸ばす人」に変わる人

小誌の「読者が選ぶベストブック(06年上半期)」の第6位に選ばれた『なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?』。その続編である本書は、「できる人」を育てるための、具体的な実践方法を解説したもの。キーワードとなるのは、「4つの対話」である。部下の“眠れる可能性”を花開かせるためのコミュニケーション術とは ―― 。

著 者:吉田典生 出版社:日本実業出版社 発行日:2006年6月
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2006年8月号掲載

老会話

年寄りの話は回りくどいと感じる人。レジでもたつく高齢者にイライラするコンビニの店員。高齢者市場に参入したものの、どうもうまくいかないと頭を痛める経営者…。高齢化社会の到来で誰もが悩むこと、それは高齢者との円滑なコミュニケーションである。本書は、そんな悩みを持つ人のための「老会話」入門書。家庭やビジネスの現場で大いに役立つ1冊だ。

著 者:梶原しげる 出版社:東洋経済新報社 発行日:2006年6月
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2006年2月号掲載

なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?

「名選手は名監督にあらず」という言葉の通り、仕事の「できる人」が、部下を「できる人」に育てることが上手かといえば、意外に、そうではない。なぜ、優秀な人は優秀な部下を育てられないのか? リーダーシップ開発やチーム作りの現場に携わる著者が、その理由を明らかにしながら、「できる人を育てる人」になるためのコーチング・ノウハウを公開する。

著 者:吉田典生 出版社:日本実業出版社 発行日:2005年12月
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2005年11月号掲載

リーダーシップに「心理学」を生かす

欧米では、複雑なビジネス上の問題解決に、心理学が積極的に応用されている。それは、組織というものが、不可解な人の「心」の集合体だからだ。組織内の齟齬をなくし、物事をスムーズに行うには、人の心を理解しなければならない。本書では、リーダーシップに関して、著名人を例に挙げて解説するなど、非常に興味深くリーダーの心理学を教えてくれる。

著 者:DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー編集部(編訳) 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2005年9月
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2005年11月号掲載

影響力の武器[第二版] なぜ、人は動かされるのか

「欲しくもないモノを買わされてしまった」「怪しい儲け話に乗せられてしまった」…。このような事態に陥る理由は何なのか? 社会心理学の分野でロングセラーを続け、米国では社会心理学のテキストとしても使われている本書は、そのタイトル通り、人に影響を与え、人を動かすための心理を解説している。なお、続編である『影響力の武器 実践編』も発行されている。

著 者:ロバート・B・チャルディーニ 出版社:誠信書房 発行日:2007年8月
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2005年9月号掲載

実りある会議・ミーティング 「話し合い」の新技術

ファシリテーション、ファシリテーターなる言葉をよく目にするようになったのは、ここ2、3年のことではないか。会議やプロジェクト活動を円滑に進める技術、それを実施する人のことだが、悪名高き日本の“実のない会議”を変えるべく、脚光を浴びている。そのプロのファシリテーターである著者が、実りのない話し合いを劇的に変える「7つの原則」を紹介する。

著 者:堀 公俊 出版社:プレジデント社 発行日:2005年7月
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2005年9月号掲載

なぜ、この人に部下は従うのか 「人を動かす」心理法則48

社会心理学者の著者が、ピグマリオン効果、ブーメラン効果といった「心理法則」を活用して、部下を思い通りに動かす方法を説く。部下のやる気を高めたい時、規律を守らない部下の勤務態度を改善したい時、失敗した部下を前向きにさせたい時、チームの士気を高めたい時…。様々なシチュエーションにおける「部下操縦法」が示された、実用的な1冊である。

著 者:渋谷昌三 出版社:東洋経済新報社 発行日:1999年6月
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2005年5月号掲載

プロカウンセラーのコミュニケーション術

ロングセラー書として現在も売れ続けている『プロカウンセラーの聞く技術』『プロカウンセラーの夢分析』(共に創元社刊)の著者による最新刊。優れたコミュニケーションの取り方が、臨床心理学の視点も含めて解説されているので説得力がある。話し方、コミュニケーションに関する類書は多いが、その中でも本書はお薦めの1冊。

著 者:東山紘久 出版社:創元社 発行日:2005年3月
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2005年4月号掲載

インサイト 消費者が思わず動く、心のホット・ボタン

ヒット商品の裏に、インサイトあり ―― 。ものを買う時、人は必ずしも合理的に考えて選ぶのではない。「いいな」と心を動かされたものに手が伸びる。つまり、「買いたくなるようなツボ=インサイト」を刺激されているのだ。本書は、そのインサイトの見つけ方、活かし方を、豊富な事例とともに紹介する。マーケティング・商品開発に携わる人にとって必読の1冊。

著 者:桶谷 功 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2005年2月
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2005年3月号掲載

なぜあなたはその仕事を先送りしてしまうのか? 行動のための自己変革トレーニング

カウンセリングなどで用いる心理療法。これを応用して、「やらなければならないのに、つい先送りしてしまう」原因を探り、行動に移す方法を紹介する。この手の類書は多いが、そのほとんどは、行動することの大切さを訴えるだけで、実際にどうすればよいかが語られていない。そんな中、先送りする原因を根本から探り、解決への具体的な道筋を示しているのが特徴だ。

著 者:笹氣健治 出版社:秀和システム 発行日:2005年1月
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2005年1月号掲載

愛すること、生きること 全訳『愛と心理療法』

『ニューヨーク・タイムズ』紙のベストセラーリストに、13年連続でランクインしたという古典的名著の完訳版である。精神的な成長を遂げるためには、我々はどのようにすればよいのか、その道を心理療法家が伝授。様々な問題の連続ともいえる人生を、生き抜いていくために必要な「訓練」、そしてその訓練のエネルギーとなる「愛」について、豊富な事例を交えて語る。

著 者:M・スコット・ペック 出版社:創元社 発行日:2010年9月
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2004年9月号掲載

面白いほど成功するツキの大原則

不確定要素であり、偶然の産物と考えられてきた「ツキ」。しかし著者は「ツキこそ実力だ」と断言し、脳を切り替えることでツキを呼び込めると説く。「頭のいい人間は成功できない」「ビジネスマンは『中身』より『評判』」など、常識を覆す成功法則が続出するが、読んでみるとどれも納得させられる。努力偏重の価値観にパラダイム・シフトを迫る1冊。

著 者:西田文郎 出版社:現代書林 発行日:2001年11月
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2004年4月号掲載

なぜ高くても買ってしまうのか 売れる贅沢品は「4つの感情スペース」を満たす

従来なら高額所得者のためだけにあったような高価な商品やサービスを、今ではごく普通の消費者が購入するようになっている。一見、分不相応に見える高額商品でも、消費者が「思わず買ってしまう」のはなぜか? 本書は、ボストン・コンサルティング・グループが、2000 人以上の消費者を調査・研究して導き出した、社会トレンド論、消費者心理論である。

著 者:マイケル・J・シルバースタイン、ニール・フィスク、ジョン・ブットマン 、杉田浩章 (監訳) 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2004年1月
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2004年1月号掲載

早朝会議革命 元気企業トリンプの「即断即決」経営

低迷していた会社が、毎朝、会議を開くようになってから、不死鳥のように蘇った。“平成不況”もどこ吹く風、会議を始めて以来現在まで、16年間増収増益を続けているのだ。作り話ではない。婦人下着メーカーのトリンプのことである。幹部から若手まで大勢の社員が、経営に関わる全てをオープンに話し合う、異色会議の全貌を明かす!

著 者:大久保隆弘 出版社:日経BP社 発行日:2003年11月
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2003年4月号掲載

経営者が語るべき「言霊」とは何か リーダーの「言葉の力」が企業を変える

ビジョンや理念、戦略などを熱く語っているが、どうも社員の心に届かない…。そう感じている経営者の方は必読。言葉が相手の“腹”に響かない理由、そしてどうすれば、「力に満ちた言葉=言霊」とすることができるかを指し示す。なお、本書は語り口調を生かした「書籍講演」とも呼べるユニークなスタイルで、話を聞くように内容がすんなり頭に入る。

著 者:田坂広志 出版社:東洋経済新報社 発行日:2003年2月
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2003年4月号掲載

会議が変わる6つの帽子

オックスフォード大学で医学を教えるかたわら、「水平思考」をはじめとする数々の思考法を考案したデ・ボーノ博士。本書は、その代表的な思考法である「6つの帽子メソッド」を解説した『デボノ博士の「6色ハット」発想法』(1986年発行)の改訂新版である。このメソッドは、米IBM、マイクロソフト、デュポンなどでも採用されているという。

著 者:エドワード・デ・ボーノ 出版社:翔泳社 発行日:2003年1月
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2003年1月号掲載

「仮説」と「検証」で顧客のこころを掴む 鈴木敏文の「統計心理学」

セブン‐イレブンの総帥、鈴木敏文会長の経営学の核心を解き明かす。「今は『多様化の時代』ではなく、『画一化の時代』だ」「現場主義には『本当のようなウソ』がある」など、氏の、独自の発想法と思考法が「55の金言」を中心にまとめられている。いずれもビジネスの最も根本的な部分に関わるもので、幅広く応用できる。

著 者:勝見 明 出版社:プレジデント社 発行日:2002年11月
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