2010年7月号掲載

交渉の達人 いかに障害を克服し、すばらしい成果を手にするか

絶望的に思えた状況を完全にひっくり返す、相手との関係や評判を強化しながら、取引をうまくまとめる…。そんな「交渉の達人」になるにはどうすればよいか。ハーバード・ビジネススクールで交渉術を教える2人の著者が、最新の心理学なども踏まえた基礎理論、そして実践の仕方をわかりやすく解説する。「ハーバード流交渉術」を体系的に学ぶことができる1冊。

著 者:ディーパック・マルホトラ、マックス・H・ベイザーマン、森下哲朗(監訳) 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2010年5月
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2010年7月号掲載

マネジャー 13の大罪 ビジネスの致命傷を避ける法

コンサルタントとして多くのマネジャーに接してきた著者は、企業の経営不振はマネジャーの誤った行動から生じると言う。そして、失敗するマネジャーが犯す過ちには13のパターンがある、と述べる。「結果に対して責任をとらない」「部下の育成を怠る」「部下のたるみに目をつむる」…。本書は、これら13の過ちを避け、有能なリーダーになる方法を提示する。

著 者:W・スティーヴン・ブラウン 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2010年5月
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2010年6月号掲載

お金とユダヤ人 富を引き寄せる5000年の秘密

ロスチャイルド家をはじめ、ユダヤ人には経済的な成功者が多い。その秘密を、ユダヤ教徒である著者が語った。「複数の視点で考える」「常にリスク分散を考える」「不運に直面することを前提に考える」等々の考え方、そして、そうした考え方を養う教育法、資産を増やすことにつながる生活習慣など、ユダヤ人が守り続けてきた英知を幅広く紹介する。

著 者:石角完爾 出版社:ソフトバンククリエイティブ 発行日:2010年3月
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2010年5月号掲載

人物を創る人間学

故・安岡正篤氏の高弟・伊與田覺氏が行った、「人間学」についての講演をまとめたもの。「人間学とは何か」と題した第1講では、人間学の定義や、それを学ぶ意義などについて、第2~6講では、人間学の基本中の基本である中国古典 ―― 『大学』『小学』『論語』『易経』『中庸』の教えをやさしく解説する。人間学を学ぶ上で、格好の入門書といえる1冊である。

著 者:伊與田 覺 出版社:致知出版社 発行日:2010年2月
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2010年5月号掲載

日本型キャリアデザインの方法 「筏下り」を経て「山登り」に至る14章

いい大学を出て、大企業に入り、定年まで全うする。こんな職業人生の標準形が崩れた今、自分の人生は自分でデザインしなければならない。では、どんなデザインが望ましいのか? 著者が勧めるのは、「筏下り-山登り」型のキャリアデザイン。激流にもまれて力を磨いた後、“プロフェッショナル”という山を登る、日本人にとって理想的だという形を紹介する。

著 者:大久保幸夫 出版社:日本経団連出版 発行日:2010年4月
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2010年5月号掲載

仕事ができる人に変わる41の習慣 朝イチでメールは読むな!

電気など社内のムダを徹底的に削減して利益をアップする「環境経営」、椅子に座らずに会議する「立ち会議」…。こうしたユニークな経営手法で知られるキヤノン電子社長・酒巻久氏が、「仕事ができる人」になるためのノウハウを伝授する。1日の仕事をメール処理から始めない、行き帰りの電車で仕事の準備と反省をする等々、今すぐ役立つ仕事習慣が満載!

著 者:酒巻 久 出版社:朝日新聞出版(朝日新書) 発行日:2010年3月
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2010年4月号掲載

論点思考 BCG流 問題設定の技術

ビジネスにおいて、直面する課題をうまく解決することは大切だ。しかし、より重要なのは、数ある問題の中から、本質的な問題、解くべき問題、すなわち「論点」を見つけ出すことである。本書では、この論点を見いだすためのプロセスを、事例を挙げながら、わかりやすく解説する。問題をいかに効率的・効果的に解決するかを論じた前著『仮説思考』と対になる1冊。

著 者:内田和成 出版社:東洋経済新報社 発行日:2010年2月
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2010年4月号掲載

脳は『論語』が好きだった

脳外科医の著者が、脳と『論語』の関係を分析した。それによれば、『論語』で説かれる「仁・義・礼・智・信」の5つの徳目と、脳の5つの代表的な使われ方(機能)は一致するとのこと。そして、その徳目を実践すると、脳の機能が高まり、認知症予防にもつながるという。人格を高め、より良く生きる。そのことの重要性を脳科学の見地から説いた、興味深い1冊である。

著 者:篠浦伸禎 出版社:致知出版社 発行日:2010年1月
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2010年4月号掲載

現代語訳 論語と算盤

渋沢栄一は、東京電力、王子製紙をはじめ、約470社もの企業の設立に関わった。“日本資本主義の父”と称されるゆえんだが、渋沢の偉大さはそれだけではない。彼は「論語と算盤」の一致 ―― 道徳に則った経営の大切さを説き続け、私心なき経営に徹した。本書では、こうした経営哲学を語った講演録『論語と算盤』を、読みやすい現代語訳で紹介する。

著 者:渋沢栄一 出版社:筑摩書房(ちくま新書) 発行日:2010年2月
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2010年3月号掲載

安岡正篤ノート

安岡正篤氏は、東洋思想の普及に尽力し、歴代総理の指南番といわれるほど、政財界に大きな影響を及ぼした。著者は、氏の教えが普遍性を持つのは、和漢洋の古典と歴史に基づく実践的な「人間学」を説くものだからであり、この人間学が“人間の背骨”をつくるという。本書では、安岡氏を“人生の師”と仰ぐ著者が、その教えの概要、今日的意義をわかりやすく語る。

著 者:北尾吉孝 出版社:致知出版社 発行日:2009年12月
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2010年3月号掲載

天風入門 中村天風の教えで幸福になる!

1968年に没するまで、約半世紀にわたり人々に生きる道を説いた中村天風。各界著名人はじめ多くの人に支持された彼の教えは、「天風哲学」と称される。生命を支える心の力と体の力の両面に働きかけ、生命力を充実させることで、幸福な人生を実現できる ―― 。天風が説いた、人生が順調な時も逆境の時も強い心で生きるための哲学、および実践法を指南する。

著 者:南方哲也 (編著)、財団法人天風会 (監修) 出版社:講談社 発行日:2009年10月
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2010年3月号掲載

不幸な国の幸福論

先進国の中では低水準の社会保障、勝ち組・負け組と格差をあおる社会…。今の日本は幸せに生きるのが難しい。だが、人が幸福と感じるか不幸と感じるかは、本人の考え方次第。作家にして精神科医の著者はこう述べ、幸せになれない日本人の特性を明かし、不幸を幸福に変える心の技術を伝授する。「不幸な時代」を生きる我々に、貴重な気付きを与えてくれる1冊だ。

著 者:加賀乙彦 出版社:集英社(集英社新書) 発行日:2009年12月
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2010年2月号掲載

逆境を生き抜く 名経営者、先哲の箴言

孔子、諸葛孔明、あるいは松下幸之助、小林一三…。歴史を生き抜いてきた先哲、名経営者の言葉には、「不変の原則」が詰まっている。不況下の今、とりわけ、こうした先人たちの言葉から学ぶべきことは多い。好不況に一喜一憂することなく、強く生きる。そのためのヒントとなる箴言の数々を、古今の思想に明るく、自身も先人の言葉に学んできた著者が紹介する。

著 者:北尾吉孝 出版社:朝日新聞出版(朝日新書) 発行日:2009年12月
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2010年2月号掲載

知識は捨てる!

インターネットが普及した今日、世の中には様々な情報、知識が溢れている。そして、受け手の側も、知識は多いほど役立つと考えがちだ。だが、そうした情報過多、知識過多が、心のゆとりを奪い、人間の可能性を狭めていると著者は指摘。「自分に合うかどうかわからない借り物の方法や知識に囚われるのはやめよう。そういうものを一切捨ててみよう」と呼びかける。

著 者:川井かおる 出版社:日経BP社 発行日:2009年12月
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2010年1月号掲載

のめり込む力 楽しみながら仕事の成果をあげる7つのルール

時が経つのも忘れ、何かにのめり込む ―― 。そのように仕事ができれば、仕事は楽しく成果も上がる。そして、仕事が充実すれば、プライベートも充実する。本書は、そんな“のめり込む力”をつける方法を説くもの。「仕事のやりがいは自分で見つけよう!」「仕事のプロセスに面白さを見出そう!」など、楽しみながら成果を上げるための7つのルールを紹介する。

著 者:川上真史 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2009年10月
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2010年1月号掲載

「荘子」の人間学

『荘子』は、様々な寓話を通して、世俗の価値観にとらわれない生き方を説いた中国の古典である。『老子』と並ぶ道家の代表的な思想書で、「道」という大いなるものの存在から人間の営みを見つめるのが特徴だ。この『荘子』の内容を、本書はわかりやすく解説する。ストレス社会を生きる我々に、視野を広げ、伸び伸びと生きるためのヒントを与えてくれる1冊。

著 者:守屋 洋 出版社:日経BP社 発行日:2009年11月
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2009年12月号掲載

仕事の思想 なぜ我々は働くのか

人が仕事をするのは、単に生活の糧を得るためだろうか。もっと素晴らしい「何か」のためではないのだろうか ―― 。人が働くことの意味。それは、1人1人が自分の人生と思索を通じて見つけていくしかない。本書は、その思索を深めるためのヒントを提供するもので、仕事の真の報酬とは何かなど、様々なテーマについて、著者自身のエピソードを交えつつ語る。

著 者:田坂広志 出版社:PHP研究所(PHP文庫) 発行日:2003年9月
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2009年11月号掲載

インテグレーティブ・シンキング 優れた意思決定の秘密

ロジカル・シンキング(論理思考)の重要性を説く本は多い。だが、この思考法は、物事を単純化して結論を求めるため、月並みな結論に落ち着きやすい ―― 。そう指摘する著者が、安易に二者択一をせず、矛盾や対立から斬新な解決策を導き出す、「インテグレーティブ・シンキング(統合思考)」について解説する。世界12カ国で紹介された話題のビジネス書。

著 者:ロジャー・マーティン 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2009年8月
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2009年11月号掲載

かばんはハンカチの上に置きなさい トップ営業がやっている小さなルール

著者は、外資系保険会社のトップセールス。だが、日々、情報収集に励み、スケジュール管理を徹底するといった、いわゆる「できる営業マン」ではない。背伸びせず、難しいことはしない。そんな著者が、いかにして頂点に立ったかを語る。単なる営業テクニックの紹介ではなく、お客様に信頼され、一目置かれる存在になるための心構え、独自の営業観を説いた1冊。

著 者:川田 修 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2009年8月
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2009年11月号掲載

企画のネタ帳 30キーワードで楽々ネタ出し!

「黒いトイレットペーパー」が2007年にヒットした。これは、“白が当然”を覆したことによる成功例だ。このように、「色」あるいは「形」「素材」「大きさ」…を変えて発想することで、新商品や新規事業のアイデアは広がる。本書では、そうしたネタ出しに役立つ30のキーワードを紹介。これらを元にいろいろ考えることで、アイデアを出す能力が鍛えられるはずだ。

著 者:山口照美 出版社:阪急コミュニケーションズ 発行日:2009年9月
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