2009年11月号掲載

知的生活の方法

上智大学名誉教授の渡部昇一氏が、自らの体験に基づき、知的生活を充実させるための実践的な方法を指南した書である。話は、本の読み方や情報整理の仕方といった基本にとどまらず、家や書斎の設計、散歩の効用、食事などの日常生活にまで及ぶ。示唆に富むその内容は、今も色褪せることなく、多くのことを我々に教えてくれる。

著 者:渡部昇一 出版社:講談社(講談社現代新書) 発行日:1976年4月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2009年10月号掲載

選ばれるプロフェッショナル クライアントが本当に求めていること

弁護士、会計士など、“クライアントを持つ”プロフェッショナルは、今日、専門知識があるだけでは、先方の満足を得られない。優れたプロフェッショナルは、相手との関係を深め、「真にクライアントのためになること」を行って、大きな信頼を得ている。そんな真のプロフェッショナルになる上で必要な7つの特質を明らかにするとともに、その高め方を示す。

著 者:ジャグディシュ・N・シース、アンドリュー・ソーベル 出版社:英治出版 発行日:2009年7月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2009年10月号掲載

日経新聞の数字がわかる本 「景気指標」から経済が見える

毎週月曜日の日経新聞の朝刊。その真ん中辺りの紙面に、様々な景気指標が掲載されている。例えば、国内総生産(GDP)、完全失業率、企業倒産件数などだ。他にも、国内外の経済状況を分析する上で欠かせない指標が多数あり、まさに「宝の山」である。この景気指標欄を長年にわたりチェックし続けてきた著者が、景気指標から経済の動向を読み取るコツを伝授する。

著 者:小宮一慶 出版社:日経BP社 発行日:2009年8月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2009年10月号掲載

脳地図を書き換える 大人も子どもも、脳は劇的に変わる

脳科学の教科書を見ると、脳は、親指を動かす領域、舌を動かす領域…と、細かな領域に分かれ、各々に名前が付いている。これを「脳地図」と呼び、この“領域―役割”の関係は一生不変とされてきた。だが近年の研究により、何歳になっても訓練すれば脳地図を書き換え、能力を向上させられることがわかった。そのメカニズムと具体的な方法を、本書は解説する。

著 者:生田 哲 出版社:東洋経済新報社 発行日:2009年8月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2009年10月号掲載

名言の正体 大人のやり直し偉人伝

「余の辞書に不可能の文字はない」(ナポレオン)など、偉人たちの「名言」は様々なところで引用され、多くの人に影響を与えている。しかしそれらには、捏造されたものや発言の一部を切り取ったもの、誤って解釈されているものも多い。本書では、70余の名言を取り上げ、発言の背景や出典について解説。名言の裏に潜む意外な真実、偉人たちの素顔を明かす。

著 者:山口智司 出版社:学習研究社(学研新書) 発行日:2009年8月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2009年9月号掲載

マーケティング脳 vs マネジメント脳 なぜ現場と経営層では話がかみ合わないのか?

マネジメントの多くは、論理的・分析的に考えるのが得意な「左脳型」である。一方、マーケターの多くは、直感的・総合的に考えるのが得意な「右脳型」だ。そんな両者の発想の特徴を、意見が対立しがちな25のテーマに沿って解説する。とりわけマネジメントの人間にとっては、マーケティングにおける右脳の発想の大切さを痛感させられる1冊だ。

著 者:アル・ライズ、ローラ・ライズ 出版社:翔泳社 発行日:2009年7月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2009年9月号掲載

EQ こころの知能指数

「EQ(こころの知能指数)」とは、知能テストで測定されるIQとは質の異なる頭の良さのことである。それは、例えば、他人の気持ちを感じ取る、自分の本当の気持ちを自覚し、心から納得できる決断を下す、といったような能力である。人生を大きく左右することになるこのEQについて、本書は詳しく解説する。仕事や家庭における常識を覆し、現代日本人の価値観に大きな影響を与えたベストセラー。

著 者:ダニエル・ゴールマン 出版社:講談社(講談社+α文庫) 発行日:1998年9月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2009年8月号掲載

凡人が一流になるルール

天才発明家にして実業家だったエジソン、鉄鋼王カーネギー、日本資本主義の父・渋沢栄一、トヨタグループの基礎を築いた豊田佐吉…。19世紀後半~20世紀前半の産業の勃興期、新たな事業を次々に生み出した大実業家6人の仕事に対する姿勢、考え方を明らかにする。事業のモデルがない中、懸命に生きた彼らの先入観のない、真っすぐな精神に学ぶべき点は多い。

著 者:齋藤 孝 出版社:PHP研究所(PHP新書) 発行日:2009年7月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2009年8月号掲載

菜根譚 心を磨く100の智慧

『菜根譚』は、中国5000年の人生訓を集大成した書である。日本では、江戸時代から今日まで、多くの人に処世修養の書として読み継がれてきた。本書は、この『菜根譚』に収められた人生訓の中から100の言葉を選び、中国史上の逸話等を引きつつ解説を加えたもの。紹介される言葉はどれも含蓄に富み、悩み多き現代人に、より良く生きるための智慧を授けてくれる。

著 者:王 福振(編) 出版社:日本能率協会マネジメントセンター 発行日:2009年4月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2009年8月号掲載

人を動かす[新装版]

人間関係に関する研究の先覚者、デール・カーネギーの代表作。原題は『How to Win Friends and Influence People』(友をつくり人を動かす法)で、1936年に初版が発行されて以降、半世紀以上を経た今日でも世界中で売れ続けている。それは、人を動かす、人を説得する、人に好かれるといった対人関係の問題は、いつの時代の人間にとっても、困難で、切実な課題だからだろう。

著 者:D・カーネギー 出版社:創元社 発行日:1999年10月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2009年7月号掲載

対話する力 ファシリテーター23の問い

メールの普及によって、生身の人間同士のコミュニケーションが取れない若者。金融危機に対し、どう対処すべきかという議論がないままの日本…。今の我々には、「対話」が欠けている。こう指摘する2人の著者が、対話する力を育むための手法、「ファシリテーション」について語り合った1冊。その本質論から実践する際のコツまでが、わかりやすく説かれている。

著 者:中野民夫、堀 公俊 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2009年5月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2009年7月号掲載

未来を創る エジソン発想法 非常識なアイデアが、大成功を生む

トーマス・エジソン(1847~1931年)は、単なる「世界の発明王」ではない。幼い頃より金儲けの極意をつかんでいた彼は、世界初の「発明をビジネス化した起業家」 ―― エジソン・ゼネラル・エレクトリック(現在のGE)の創業社長でもあった。本書は、そんな彼が1914年から30年にかけて書き残した膨大なメモや日記から、その思考法、発想法を探ってゆく。

著 者:浜田和幸 出版社:幸福の科学出版 発行日:2009年5月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2009年7月号掲載

道は開ける 新装版

多くの人は、悩みを克服しようと思いながらもそれに振り回され、あるいは縛られ、果ては絶望すらする。どうすれば、悩みにうまく対処できるのか。本書は、有名無名、悩みを克服した多くの人の体験談から導き出した、悩みを解決するための原則、方法を具体的に示す。半世紀以上前に著され、世界各国で読み継がれている、カーネギーの不朽の名著。

著 者:D・カーネギー 出版社:創元社 発行日:1999年10月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2009年6月号掲載

ビジネスで失敗する人の10の法則

成功の法則を説く本は多い。だが、コカ・コーラ社の元社長である著者は言う。ビジネスのようにダイナミックで変化が激しい分野で、成功の法則など導くことはできない、と。そして、60年以上のビジネス経験から導き出した「失敗の法則」 ―― 経営者が陥りがちな普遍的な間違いを、実例を交え紹介する。経済・社会の先行きが不透明な今こそ読みたい、戒めの書。

著 者:ドナルド・R・キーオ 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2009年4月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2009年6月号掲載

あたりまえのことを バカになって ちゃんとやる

著者は13年間、毎朝、自社のトイレを掃除している。たかがトイレ掃除、とバカにするなかれ。「地味で目立たないことをちゃんとやる。そういう姿勢で生きていると、見えてくる世界や生きていく舞台が全く変わってくる」のだ。何の変哲もないことをきちんとやれば、人生は豊かになる。このことを身をもって知る著者が、人が大切にすべき考え方・姿勢について語る。

著 者:小宮一慶 出版社:サンマーク出版 発行日:2009年4月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2009年5月号掲載

コンサルタントの習慣術 頭を鍛える「仕組み」をつくれ

資格試験の勉強、ダイエット、禁煙…。これらが長続きしないのは、精神力が弱いためではない。習慣を仕組み化し、マネジメントするコツを知らないからだ。こう語るコンサルタントの著者が、三日坊主を脱するための、そのコツを伝授。「見える化」「ランドセルサイクル(前倒しの準備)」「愚直さ」の3つを柱とする、ユニークな“習慣マネジメント術”を解説する。

著 者:野口𠮷昭 出版社:朝日新聞出版(朝日新書) 発行日:2009年3月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2009年5月号掲載

一からはじめる禅

今や世界の共通語となった「ZEN(禅)」。本書は、その全体像をわかりやすく解説したものである。まず、釈迦の教えに起源を持つ禅がいかに発展してきたか、歴史を概説。その上で、「只管打坐」などの禅語(禅の思想を象徴する言葉)、「隻手音声」などの公案(禅問答)を引きつつ、禅の教えの本質を示す。また、道元はじめ、主な禅師の生き方や言葉にも触れる。

著 者:星野和子、安永祖堂 (監修) 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2009年2月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2009年5月号掲載

「易経」一日一言 人生の大則を知る

5000年の長きにわたって読み継がれてきた東洋の古典、『易経』。元々は占いに関する書だが、これをよく学べば時代の変化を見抜く洞察力や直観力が身につくと、古代中国の君主らに好んで読まれた。この書の中から、現代に生きる我々に特に役立つ366の箴言を選び、簡潔に解説する。ビジネスをはじめ、人生に生かせる智恵が詰まった1冊である。

著 者:竹村亞希子(編) 出版社:致知出版社 発行日:2009年2月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2009年5月号掲載

[新装版]心を高める、経営を伸ばす 素晴らしい人生をおくるために

1989年に刊行された同名書の新装版。ご存じ、京セラの創業者・稲盛和夫氏が、自身の人生観や経営哲学について語る。「常に原理原則を基準として判断し、行動する」「商いの極意はお客様から尊敬されること」…。これまで、多くの人に示唆を与えてきた氏の言葉は今日においても、色褪せることなく、説得力をもって心に迫る。

著 者:稲盛和夫 出版社:PHP研究所 発行日:2004年4月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

2009年4月号掲載

こうして私は外資4社のトップになった

グローバルビジネスに携わること30余年。日本ペプシ・コーラをはじめ外資企業4社のトップを歴任した著者が、その経験で培った世界に通用する“ビジネスノウハウ”を披露する。「論理力」「数字を読む力」など9つのスキルと、「失業者感覚を持つ」など7つの心構え。ここで説かれる事柄は、グローバル化の進む今日、誰もが知っておきたいものばかりである。

著 者:秋元征紘 出版社:東洋経済新報社 発行日:2009年2月
閉じる

ネット書店へのリンクにはアフィリエイトプログラムを利用しています。

TOPPOINT編集部厳選「必須のビジネス名著100選 2025年選書版 オールタイムベスト10ジャンル×10冊」を1部無料謹呈! TOPPOINT編集部厳選「必須のビジネス名著100選 2025年選書版 オールタイムベスト10ジャンル×10冊」を1部無料謹呈!