新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2014年1月号掲載
リーマン・ショック後の不況などで窮地に陥ったものの、かつてないクールな軽自動車「Nシリーズ」で復活を遂げたホンダ。この大成功をもたらした、まさに命がけの改革を追う。“タテワリ”組織から“ヨコワリ”組織へ、女性をターゲットとした開発や販売体制の構築…。同社の挑戦の数々は、日本企業が抱える課題を解決する上で、貴重なヒントとなるだろう。
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2013年12月号掲載
バブル崩壊後の低成長の時代を、「失われた20年」と呼ぶ。しかし、そうした中、大きく成長した日本企業も少なからず存在する。その成功の秘密は何か? この20年間の勝ち組100社をリストアップし、「経営変革力」「事業モデル構築力」「市場開拓力」「オペレーション力」の4つの観点から考察するとともに、今後、日本企業が目指すべき経営モデルを描く。
国民的アイスキャンディ「ガリガリ君」で知られる赤城乳業は、世間や業界の常識を否定して、新機軸を打ち出すのが得意だ。業績は好調で、この10年で売上高をほぼ倍増させた。その背景にあるのが「言える化」だ。年齢・役職に関係なく何でも言える環境を作ることで、社員が生き生きと働き、業績を伸ばす。そんな「ワクワクする会社」のありようを紹介する。
トヨタ流の人づくり、強い現場づくりを支援するコンサルティング会社、(株)OJTソリューションズ。そのトレーナー ―― トヨタに40年以上在籍したベテラン技術者たちが、問題解決や改善を通じて社員を育てる、トヨタのメソッドを紹介する。「人を責めるな。しくみを責めろ」等々、強い会社に必須の、“考える人材”を育てる上でのヒントが詰まった1冊。
2013年11月号掲載
セブン&アイ・ホールディングスは、セブン-イレブンなどから成る巨大流通企業である。傘下の企業は114社、売上高は9兆円。その圧倒的な強さの秘密は何か? また、今後の戦略はどのようなものなのか? 日本経済新聞のアナリストランキング小売り部門で12年連続トップの著者が、流通業における新たな動きを読み解きながら、巨大グループの全体像を描く。
2013年10月号掲載
売上を第一に考えない、飛び込み営業はしない、新卒の入社希望者と30時間面談する…。カーディーラー・ネッツトヨタ南国は、「常識外れ」ともいえる経営により、ずば抜けた業績を上げ続け、全国のトヨタ販売会社300社中、12年連続顧客満足度No.1に輝く。そんな同社の創業者が、何を、どのように考え、どのように大切にしてきたか、自らの経営哲学を綴る。
岐阜県に本社を置く電設資材メーカー、「未来工業」。同社は、このライブラリーにも収録されている『ホウレンソウ禁止で1日7時間15分しか働かないから仕事が面白くなる』などでも紹介されている通り、ユニークな仕事術で知られるが、本書はいわばその“実践版”。社員の実践例を紹介しつつ、つまらない常識にとらわれない「先憂後楽」の仕事術 ―― まず相手を喜ばせ、結果として自分も成果を得るやり方を提案する。
世界に誇るスーパーカー、日産GT-Rの開発・製造・販売全ての責任者を務めた水野和敏氏が、最高の結果を生むための、ビジネスの「本質」のつかみ方を伝授。エリートではなくリストラされた人を使う、あえて少ないヒト・モノ・カネ・時間で仕事をする…。自らの仕事術を例に、常識の先にある本質=あなたの未来を祝福するカギを手に入れ、使う方法を示す。
2013年9月号掲載
仕組みをつくれば、どんな時代でも勝てる組織の風土をつくりあげられる ―― 。2001年に38億円の赤字を出した無印良品を「V字回復」させた著者が、改革の象徴といえる何千ページにも及ぶマニュアルを公開しつつ、「仕組みを大切にする働き方」を紹介。マニュアルによる仕事の徹底的な“見える化”がいかに大切か、効果的であるかが、説得力をもって語られる。
2013年8月号掲載
バブルが崩壊し日本の90年代が始まった時、「第2の敗戦」といわれた。それにならえば、リーマンショック、東日本大震災、欧州金融危機に襲われた近年の日本経済は「第3の敗戦」。こう評する著者が、この危機を乗り越えるため、日本の産業構造はどう変わるべきかを考察した。「電力生産性」「ピザ型グローバリゼーション」等、企業が挑むべき突破口が示される。
2013年6月号掲載
1976年に「宅急便」を生み出し、運輸業界のあり方、日本人の暮らしを変えたといわれるヤマトホールディングス。同社は宅急便の生みの親にして名経営者、小倉昌男氏亡き後も、社員1人1人が徹底的に考え、新しいアイデアを形にしていくことで進化し続けている。そんな同社の強さを生み出す「組織の力」について、小倉流経営哲学の薫陶を受けた現会長が語る。
2013年5月号掲載
書名の「未来企業」とは、共通の価値観のもとに、働く人や顧客を集め、人々の共感を原動力に、ビジネスの常識、社会を変えていく企業のこと。例えば、「WOW(驚嘆)のサービス」で急成長した、靴のネット通販会社「ザッポス」などがそう。本書では、社員が皆、自信と誇りを持って楽しそうに働き、そして長く繁栄する、そんな未来企業になるための秘訣を指南する。
2013年4月号掲載
2010年1月、JALは2兆円以上もの負債を抱えて破綻、会社更生手続きを申請した。会社更生手続きを採用しても再建できなかった企業は数多い。だが、同社は申請からわずか2年8カ月という、過去最短の記録で再上場を果たす。いかにして、誰もが驚くようなV字回復を成し遂げたのか。稲盛和夫名誉会長はじめ多くの関係者への取材を基に、JAL復活の秘密を探る。
2013年2月号掲載
シャープ、パナソニック、ソニーなど、日本の家電メーカーが未曾有の赤字に直面している。それとは対照的に、アップルは高収益を上げ、時価総額が世界一の企業となった。この差は一体、何によるものなのか。世界経済の新しい潮流を読み解き、日本の製造業が苦境に陥った根本的な原因を指摘するとともに、日本企業のビジネスモデル再構築の可能性を探る。
企業が“持続的成長”を遂げるためのカギとは? 著者たちが、世界12カ国、約2000社を対象に行った調査、25年に及ぶ研究によれば、それは新しいものへの挑戦にあらず。自社の成功パターンの中から再現可能なものを抽出し、徹底的に単純化することにある。この「再現可能な不朽のビジネスモデル」の全容について、イケアなど多数の事例を挙げ解説する。
東日本大震災の後、様々な企業が利益を度外視した復興支援を行った。自衛隊に代わり現地社員が救援物資センターを陣頭指揮したヤマトホールディングス、津波を被った写真を洗浄し、被災者の思い出を救った富士フイルム…。いわば、「無私の支援」を行った企業にスポットを当て、それぞれの具体的な活動を紹介するとともに、そうした行動を生んだ土壌に迫る。
2013年1月号掲載
2011年、世界最大のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」で、初出展で最高位を獲得したパティシエ エス コヤマ。その店は、交通の便が悪い、兵庫県三田にある。しかも支店を一切出さず、鮮度が命の生ケーキはネット販売をしない。そんなやり方を貫く、小山進氏が仕事哲学を語った。ものが溢れる時代のものづくり、経営のあり方を考えさせられる1冊だ。
2012年11月号掲載
「ビジョナリー・カンパニー」シリーズの第4弾である。今回、スポットを当てるのは、厳しい経営環境の中で、自ら何かを創造し、躍進する「10X(10倍)型企業」 ―― 所属業界の株価指数を10倍以上上回る株価パフォーマンスを上げている企業。徹底した分析により、同業他社にはない、10X型企業ならではのリーダーの特質、経営概念・手法を明らかにする。
新幹線の車両清掃を行う鉄道整備株式会社、通称「テッセイ」が、今注目を集めている。手際よく清掃する、プロの技だけではない。礼儀正しさや乗客への気配り、四季を感じられるよう夏は浴衣姿で接客するなど、数々の心遣いが乗客を感動させている。「お掃除の天使たち」。こう呼ばれる、輝きに満ちたスタッフはいかにして誕生したか、本書はその取り組みを追う。
2012年10月号掲載
上司への「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」は禁止。残業も原則禁止で、休暇は年間140日。それでいて、1965年の創業以来47年間赤字なしという未来工業の創業者が、同社の成功の秘訣を語った。製品開発の権限や責任は担当者に与える、ヒット製品でも毎年何らかの改善を行う、等々の事例を挙げつつ、全社員が実践する「常に考える」仕事術を披露する。
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