2013年6月号掲載

リーダーはストーリーを語りなさい 顧客と従業員を魅了し、説得し、鼓舞する究極の方法

自分の経験談、有名企業の逸話などの「ストーリー」を語ることで聞き手を鼓舞し、やる気を引き出す、「ストーリーテリング」。“人対人”のコミュニケーションで大きな力を発揮する、この技術を伝授する。具体的なノウハウとともに「活気づける」「ビジョンを描く」等々、困難な局面を切り抜けるのに役立つ、100以上のストーリーも掲載。使える1冊となっている。

著 者:ポール・スミス 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2013年3月
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2013年6月号掲載

「超」説得法 一撃で仕留めよ

日々の仕事の中で、誰かを説得する場面は多い。一般に、その秘訣は“言葉を尽くし辛抱強く”とされるが、本書が説くのは、短い言葉の「一撃」で相手の心を摑むというもの。シェイクスピアの『マクベス』に出てくる魔女の話術、イエス・キリストが使った比喩のテクニックなど、興味深い事例の数々とともに、ビジネスの難局を一撃で突破する説得法が説かれる。

著 者:野口悠紀雄 出版社:講談社 発行日:2013年4月
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2013年5月号掲載

「弱さ」を「強さ」に変える心理学 「私はこうです」という心の軸を持つ

他人に振り回されることなく、納得できる生き方をするためのヒントを綴った書。著者によれば、人間は自分を理解して初めて努力が幸せと結びつく。「自分の位置」を理解し、自分の心を見つめてマイナス面を捉え、そうした自分を日々変えていく。こういう生き方をすれば、成功しても失敗しても、人生を振り返った時、「私はこれで良かったのだ」と思えるという。

著 者:加藤諦三 出版社:PHP研究所 発行日:2013年3月
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2013年4月号掲載

社員もパートもみずから動き出す 「心の報酬」の与え方

スーパーマーケットの主婦パートから、3年で店長となり、来客数・売上を3倍にした著者が、働く喜びを軸にした人材育成術を伝授。離職率を下げ、チームワークを高め、業績を上げるカギは金銭的な報酬にあらず。役立ち感、成長感などをもたらす「心の報酬」こそが従業員のやる気を高めるとし、その具体的な内容、与え方を、自らの経験を基にわかりやすく説く。

著 者:中 昌子 出版社:阪急コミュニケーションズ 発行日:2013年2月
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2013年3月号掲載

「俺は聞いてない!」と怒りだす人たち

報告したはずなのに、あるいは任せると言われたのに、「聞いてない!」「知らない!」と言って上司が怒りだし、戸惑ってしまう…。こんな経験をした人は少なくないのでは。「俺は聞いてない!」。本書は、突然、こうした言葉を発する上司の心理を解剖し、その背後にある日本人ならではの曖昧なコミュニケーションの問題や、日本の組織が抱える問題に斬り込む。

著 者:榎本博明 出版社:朝日新聞出版(朝日新書) 発行日:2012年12月
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2013年2月号掲載

折れやすい部下の叱り方 「聴く力」を伸ばすカウンセリング・スキル

ちょっと注意しただけなのに、ひどくショックを受け、泣き出したり、会社を休んだり…。近年増えている「心の折れやすい部下」の指導法を、職場のメンタルヘルス対策の第一人者が伝授する。部下の話を聴き、質問を重ねることで、部下自ら問題に気づき、自ら変化するよう導く。この、カウンセリングの技法に基づいた、「叱らないで伸ばす」方法が披露される。

著 者:渡部 卓 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2012年11月
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2013年1月号掲載

人を動かす2 デジタル時代の人間関係の原則

人間関係の原則を解明し、今なお多くの人々に読み継がれるD・カーネギーの名著、『人を動かす』。その“21世紀版”である。「デジタル時代の人間関係の原則」と副題にある通り、メール、ツイッター、フェイスブック等、デジタルメディア全盛の今日において、カーネギーの原則をどう適用し、いかに人間関係を築けばよいかを、新たな事例を挙げつつ説く。

著 者:D・カーネギー協会(編) 出版社:創元社 発行日:2012年11月
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2012年11月号掲載

カーネギー 話し方入門〈新装版〉

人間関係の神様と呼ばれ、『人を動かす』『道は開ける』の著者として知られるデール・カーネギーは、元々は話し方教育の専門家としてスタートした。そんな彼が、人前で話す秘訣を解説した1冊である。大勢の聴衆の前に立つと、恐怖心で頭がボーッとして、言葉が出ない…。こうした悩みを解消し、自信を持って話せるようになるためのノウハウの数々が披露される。

著 者:D・カーネギー 出版社:創元社 発行日:2000年9月
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2012年9月号掲載

人が育つ会社をつくる 新版 キャリア創造のマネジメント

日本の組織では、人が育ちにくくなりつつある。その原因を成果主義に求める人は多い。成績に追われ、人を育てる余裕が失われたという。また、人員削減で教育まで手が回らないとの声もよく聞く。だが著者は、人が育たないという問題の本質は、ずっと根深い所にあると指摘。それを解明し、人の成長を促す仕組みづくりを提言する。2006年刊の同名書の改訂新版。

著 者:高橋俊介 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2012年6月
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2012年8月号掲載

あなたの思考をガイドする40の原則 クリティカル シンキング《入門篇》

人が物事を考える時、様々なバイアスがかかる。「クリティカルシンキング」とは、そうした影響を十分に自覚した上で、物事を客観的、論理的に考えようというもの。本書では、2人の心理学者が、我々が陥りがちな思考の落とし穴を明らかにしつつ、この思考法の原則を説く。1巻本の原著を2分冊にしたもので、原著の後半は《実践篇》として刊行されている。

著 者:E・B・ゼックミスタ、J・E・ジョンソン 出版社:北大路書房 発行日:1996年9月
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2012年6月号掲載

「すみません」の国

悪いと思っていないのに「すみません」とすぐ謝る。自分の意見を明確に言わない ―― 。ホンネが見えにくい日本的コミュニケーションは実にややこしい。本書は、自己の主張より相手との関係、調和を重視する日本の社会を「状況依存社会」と特徴づけ、それを軸に日本独自のコミュニケーションの深層構造を解剖。“曖昧さ”に潜む重大な意味を明らかにする。

著 者:榎本博明 出版社:日本経済新聞出版社(日経プレミアシリーズ) 発行日:2012年4月
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2012年5月号掲載

議論に絶対負けない法

議論必勝法を紹介した書。著者は、議論の達人として名高い、米国の辣腕弁護士。40年以上にわたる弁護士活動を通じ、刑事裁判では無敗、民事裁判でも陪審員の圧倒的な支持を得てきた。そんな自身の経験をもとに、相手を攻撃するのではなく、信頼関係を築きつつ、自分の主張をうまく通す方法を説く。議論がヘタといわれる日本人にとり、示唆に富む1冊である。

著 者:ゲーリー・スペンス 出版社:三笠書房 発行日:2012年3月
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2012年3月号掲載

日産 驚異の会議 改革の10年が生み落としたノウハウ

時間をかけて話し合う割には、物事が決まらない ―― 。こうした会議は少なくない。だが、日産自動車で行われている会議は違う。同社独自の会議手法により、素早い意思決定が行われている。この「日産の会議」の特徴を、実際の会議への立ち合いなどを基に詳しく紹介。意思決定者が会議に出席しない、議事録を作らないなど、驚くべき会議手法が明かされる。

著 者:漆原次郎 出版社:東洋経済新報社 発行日:2012年1月
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2012年3月号掲載

ギリシャ哲学の対話力

「言わぬが花」という言葉もあるように、日本ははっきり物を言わない社会である。一方、西洋の人々は自分の意見を積極的に言う。その根底にあるのが、古代ギリシャに端を発する対話の作法だ。一定のルールの下、相手を言い負かすのではなく、スポーツのように対話を楽しむ。そんな古代ギリシャの対話のワザを、哲学の祖、ソクラテスらを例にとりつつ披露する。

著 者:齋藤 孝 出版社:集英社 発行日:2011年12月
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2012年2月号掲載

ハーバード流交渉術 必ず「望む結果」を引き出せる!

「ハーバード流交渉術」の解説書として、30年以上にわたって世界的ベストセラーとなっている、『GETTING TO YES』の新版。穏便に進めればつけ込まれ、強気に出れば、相手も頑なになる…。一筋縄ではいかない交渉において、紳士的態度を保ちつつ、互いに正当な利益を確保するための手法が披露される。交渉力を磨く上で、ぜひ目を通しておきたい1冊。

著 者:ロジャー・フィッシャー、ウィリアム・ユーリー 出版社:三笠書房 発行日:2011年12月
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2012年1月号掲載

予測できた危機をなぜ防げなかったのか? 組織・リーダーが克服すべき3つの障壁

2人の著者によれば、多くの場合、危機は予測可能である。世界を震撼させた9・11テロ、あるいはエンロンの破綻にしてもそう。にもかかわらず、現実には、こうした「予見可能な危機」に対し、リーダーは効果的な対処ができない。なぜか? 本書では、その裏にある各種の要因を明らかにするとともに、危機を識別し、予防するのに役立つ枠組みを提供する。

著 者:マックス・H・ベイザーマン、マイケル・D・ワトキンス 出版社:東洋経済新報社 発行日:2011年12月
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2011年12月号掲載

プロフェッショナル・ネゴシエーターの頭の中 「決まる!」7つの交渉術

著者はM&A(企業の合併と買収)の仲介・アドバイザリーの業界で、日々、億単位のお金が動く交渉を行っている人物。そんなビジネス交渉のプロ ――「プロフェッショナル・ネゴシエーター」が自らの経験を踏まえ、交渉の極意を伝授する。交渉力を決める7つの要素、売り手・買い手の立場に応じた価格交渉術など、すぐに使えるビジネス交渉の技法が満載!

著 者:藤井一郎 出版社:東洋経済新報社 発行日:2011年10月
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2011年12月号掲載

「上から目線」の構造

最近、すっかり定着した感のある「上から目線」という言葉。上司の指導に対し「上から目線は嫌」と拒絶反応を示す部下、やたら威張って部下に煙たがられる上司など、その事例には事欠かない。なぜ、人の言葉を「上から」と感じるのか。なぜ、「上から」の態度になるのか。本書は、心理学の観点からそのメカニズムを分析、現代人の抱える心の問題を解き明かす。

著 者:榎本博明 出版社:日本経済新聞出版社 (日経プレミアシリーズ) 発行日:2011年10月
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2011年11月号掲載

MBQ マネジメント・バイ・クエスチョン 部下の“自頭力”を高める

先の見えない不況の中、プレイングマネジャーとして自身の成果目標を課せられ、部下を指導する時間の少ない上司が多い。本書は、こんな現状に即した、効率的なマネジメント手法、「マネジメント・バイ・クエスチョン」を紹介するものだ。「質問」することで、部下が自ら考えて動き、成果が生まれる ―― 問いが持つ力を活かした、短時間でできる管理手法を説く。

著 者:堀 公俊 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2011年9月
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2011年11月号掲載

「怒り」のマネジメント術 できる人ほどイライラしない

カチンときて暴言を吐き後悔する、苛々して仕事が手につかない…。人はつまらぬことで怒り、そして、大切なものを失ったりする。厄介な、怒りという感情。本書は、これをコントロールする術を説く。披露される、瞬間の怒りを抑える「対症療法」と、怒りっぽい体質を変える「体質改善」は、誰もが行えるものばかり。実践すれば、ムダな怒りをぐっと減らせる!

著 者:安藤俊介 出版社:朝日新聞出版(朝日新書) 発行日:2011年9月
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