新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2010年1月号掲載
時が経つのも忘れ、何かにのめり込む ―― 。そのように仕事ができれば、仕事は楽しく成果も上がる。そして、仕事が充実すれば、プライベートも充実する。本書は、そんな“のめり込む力”をつける方法を説くもの。「仕事のやりがいは自分で見つけよう!」「仕事のプロセスに面白さを見出そう!」など、楽しみながら成果を上げるための7つのルールを紹介する。
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2009年11月号掲載
ロジカル・シンキング(論理思考)の重要性を説く本は多い。だが、この思考法は、物事を単純化して結論を求めるため、月並みな結論に落ち着きやすい ―― 。そう指摘する著者が、安易に二者択一をせず、矛盾や対立から斬新な解決策を導き出す、「インテグレーティブ・シンキング(統合思考)」について解説する。世界12カ国で紹介された話題のビジネス書。
著者は、外資系保険会社のトップセールス。だが、日々、情報収集に励み、スケジュール管理を徹底するといった、いわゆる「できる営業マン」ではない。背伸びせず、難しいことはしない。そんな著者が、いかにして頂点に立ったかを語る。単なる営業テクニックの紹介ではなく、お客様に信頼され、一目置かれる存在になるための心構え、独自の営業観を説いた1冊。
「黒いトイレットペーパー」が2007年にヒットした。これは、“白が当然”を覆したことによる成功例だ。このように、「色」あるいは「形」「素材」「大きさ」…を変えて発想することで、新商品や新規事業のアイデアは広がる。本書では、そうしたネタ出しに役立つ30のキーワードを紹介。これらを元にいろいろ考えることで、アイデアを出す能力が鍛えられるはずだ。
2009年10月号掲載
弁護士、会計士など、“クライアントを持つ”プロフェッショナルは、今日、専門知識があるだけでは、先方の満足を得られない。優れたプロフェッショナルは、相手との関係を深め、「真にクライアントのためになること」を行って、大きな信頼を得ている。そんな真のプロフェッショナルになる上で必要な7つの特質を明らかにするとともに、その高め方を示す。
無差別殺人が増えている、子供の自殺が増えている、結婚しても子供をつくらない女性が多い…。これらは、世間では事実であるかのように語られているが、実はウソ。こうした“常識のウソ”を見抜く方法として、著者が勧めるのが、統計数値や実験結果などの「エビデンス」(根拠)に基づく思考法だ。この思考法によって世の中を眺めると、意外な事実が見えてくる!
2009年9月号掲載
人間は、いつでも合理的な判断をするわけではない。しばしば、過去の記憶や他人の言動など、様々な要素の影響を受けて「不合理な判断」を下してしまう。本書では、こうした判断がどのようなメカニズムで生み出されるのかを、多数の例を挙げて解説。そして、我々が生活する上で判断に迷いがちな、医療、貯蓄、投資といった場面で、判断ミスを防ぐ方法を紹介する。
「EQ(こころの知能指数)」とは、知能テストで測定されるIQとは質の異なる頭の良さのことである。それは、例えば、他人の気持ちを感じ取る、自分の本当の気持ちを自覚し、心から納得できる決断を下す、といったような能力である。人生を大きく左右することになるこのEQについて、本書は詳しく解説する。仕事や家庭における常識を覆し、現代日本人の価値観に大きな影響を与えたベストセラー。
2009年8月号掲載
世界的ベストセラーとなった社会心理学の名著、『影響力の武器』の実践編である。「社会的証明の原理」「返報性の原理」など、『影響力の武器』で示された、6つの社会的影響力の原理に基づく説得テクニックを本書は披露。わざと相手に不便を感じさせて説得力を高める方法など、様々な分野における50の事例を、ユーモアを交え、わかりやすく解説する。
人間関係に関する研究の先覚者、デール・カーネギーの代表作。原題は『How to Win Friends and Influence People』(友をつくり人を動かす法)で、1936年に初版が発行されて以降、半世紀以上を経た今日でも世界中で売れ続けている。それは、人を動かす、人を説得する、人に好かれるといった対人関係の問題は、いつの時代の人間にとっても、困難で、切実な課題だからだろう。
2009年7月号掲載
多くの人は、悩みを克服しようと思いながらもそれに振り回され、あるいは縛られ、果ては絶望すらする。どうすれば、悩みにうまく対処できるのか。本書は、有名無名、悩みを克服した多くの人の体験談から導き出した、悩みを解決するための原則、方法を具体的に示す。半世紀以上前に著され、世界各国で読み継がれている、カーネギーの不朽の名著。
2009年5月号掲載
資格試験の勉強、ダイエット、禁煙…。これらが長続きしないのは、精神力が弱いためではない。習慣を仕組み化し、マネジメントするコツを知らないからだ。こう語るコンサルタントの著者が、三日坊主を脱するための、そのコツを伝授。「見える化」「ランドセルサイクル(前倒しの準備)」「愚直さ」の3つを柱とする、ユニークな“習慣マネジメント術”を解説する。
2009年4月号掲載
「インテリジェンス」とは、情報を収集・分析して得られる“知識”のこと。これをビジネスに適用したのがビジネス・インテリジェンスで、その中でも、最も洗練された手法とされるのが「CI(競合インテリジェンス)」だ。CIAのOBがビジネスの世界に持ち込んだもので、企業の判断・行動に役立てられている。本書は、このCIの概要、そして活用法を詳述する。
グローバルビジネスに携わること30余年。日本ペプシ・コーラをはじめ外資企業4社のトップを歴任した著者が、その経験で培った世界に通用する“ビジネスノウハウ”を披露する。「論理力」「数字を読む力」など9つのスキルと、「失業者感覚を持つ」など7つの心構え。ここで説かれる事柄は、グローバル化の進む今日、誰もが知っておきたいものばかりである。
2009年3月号掲載
株価暴落を目の前にしても、その株を手放せない。過剰な保障だとわかっていながらも、高い保険に加入してしまう…。多くの人は自分の決断は合理的だと思っているが、実は不合理なものであることが多い。なぜ、我々は合理的ではない判断をしてしまうのか? 誰もが身に覚えのあるエピソードやユニークな実験結果をもとに、その心理的要因を明らかにする。
2009年2月号掲載
キャリアアップというと、とかく資格取得などに目が行きがち。しかし、生涯にわたってキャリアを充実させるには、仕事における「12の基礎力」を備えることが大切だと本書はいう。人から支援を得るための「愛嬌力」、部下を育てるための「相談力」…。キャリアデザインの専門家が、キャリアを成功させる上で不可欠なこの12の能力を、わかりやすく解説する。
2009年1月号掲載
凄いアイデアは、人、そして世の中を動かす。例えば、ソニー創業者・井深大の「ポケットに入るラジオ」というコンセプトは、同社を世界企業へと飛翔させた。こうした見事なアイデアと凡庸なアイデアとを分かつもの、それは、強い印象を残すか否かという点だ。本書では、この“記憶に焼きつくアイデア”を作るための6つの原則を、豊富な事例とともに紹介する。
2008年12月号掲載
経営環境が急速に変化し、複雑化する今日、企業のトップにとり、優秀な右腕の存在は欠かせない。だが現実には、なかなか見つからず、育てられないのではないか。本書では、右腕となる人材を的確に選べるよう、必要とされる資質や、果たすべき役割を具体的にアドバイス。そして、選んだ人材を優秀な右腕に成長させるコーチング手法を、事例を挙げつつ解説する。
2008年11月号掲載
先が見えない時代と言われて久しい。だが、「弁証法的思考」を身につけ、大局観を働かせることで未来を予見することができる。こう語る著者が、弁証法の哲学 ―― 世界の発展の「5つの法則」をわかりやすく説く。そしてこの法則を基に、これから起こるパラダイム転換を具体的に指摘する。こうした未来予測の法則を理解すれば、日々の出来事は冷静に見つめられる。
経営者や幹部は日々、様々な意思決定を下さねばならない。投資、市場への参入と撤退、M&A…。本書は、そうした意思決定に関する問題を、マネジメントの根源的な問題として捉え、最新の研究成果を踏まえつつ解説する。ここに登場する様々な意思決定に関する“バイアス”を少しでも意識することで、より優れた意思決定が可能になるだろう。
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