2012年5月号掲載

雇用創造革命 ひきこもりも知的障がいも戦力にする執念の経営

著者の渡邉氏が経営する(株)アイエスエフネットは、障がい者、引きこもりなどの「就労弱者」の雇用に積極的に取り組む。2010年には、20年までに1000名の障がい者を雇用すると宣言した。「事業を通して社会に役立って初めて経営者として一人前」。このように語る氏が、自社の取り組みを紹介しつつ、社会のあるべき姿、企業の責任など、その思いを綴る。

著 者:渡邉幸義 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2012年3月
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2012年4月号掲載

会社人生は「評判」で決まる

「人事は評価ではなく評判で決まる」と、企業の中ではよくいわれる。「人望がない」。いったんそうした評判が立てば、組織で生きていくのはかなり難しくなる。かくも重大な影響を及ぼす、組織内における「評判」。これは、いかに形成され、どう作用するのか、高めるにはどうすればいいのか。数多くの企業人事を見てきたコンサルタントが、わかりやすく解説する。

著 者:相原孝夫 出版社:日本経済新聞出版社(日経プレミアシリーズ) 発行日:2012年2月
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2012年4月号掲載

プロフェッショナルの働き方

突然の企業破綻、事業撤退など、21世紀の職場では、想定外の変化が当然のように訪れる。こうした中で、生涯、第一線で働き続けるために必要な「プロフェッショナルの働き方」を、人事・組織論の第一人者が説いた。専門性の高い技能を持ち、自律的に行動する ―― このような本当のプロフェッショナルになるための条件が、様々な事例とともに示される。

著 者:高橋俊介 出版社:PHP研究所(PHPビジネス新書) 発行日:2012年2月
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2012年3月号掲載

最高のサービスを実現するリーダーシップ リッツ・カールトンの流儀

ザ・リッツ・カールトン・ホテル、ブルガリ・ホテル…。日本をはじめ世界70カ国で、3500以上の高級ホテルを擁するマリオット・インターナショナルは、創業から83年間、「人が第一」を基本理念として掲げる。この理念の下、自ら世界中を飛び回って様々な人に会い、同社の海外展開を推進してきた著者が、その中で培ってきたリーダーシップについて語る。

著 者:エドウィン・D・フラー 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2012年1月
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2012年1月号掲載

人材を活かす企業 「人材」と「利益」の方程式

長らく絶版となっていた名著『人材を生かす企業』(1998年刊)の復刊! 企業が高収益を上げるためには、戦略よりも社員の能力形成に努力を払うべき。こう主張する著者が、「人材重視型経営」について説く。人材を活かすことの重要性、そして具体策。それを、サウスウエスト航空など、効果的な人材管理で好業績を上げている企業の事例を引きつつ述べる。

著 者:ジェフリー・フェファー、守島基博(監修) 出版社:翔泳社 発行日:2010年10月
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2011年10月号掲載

結束力の強化書 バラバラな職場を一つにまとめ、結果を出す!

成果主義に力を入れすぎ、人と人の結びつきから生まれる相乗効果が弱まった ―― 。今、こうした状況を嘆く組織は少なくない。この“まとまらない職場の悩み”に応えるのが本書だ。組織改革のコンサルタントが、1万人以上のリーダーを支援する中で見いだした、結束力の強化法を伝授する。厳選されたそのメソッドは効果的で、誰もが実践可能なものばかり!

著 者:荻阪哲雄 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2011年7月
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2011年9月号掲載

「権力」を握る人の法則

立身出世して、「権力」を手にするにはどうすればよいのか。「権力や地位を手に入れることは、ほとんどの人にとって可能である」と語るスタンフォード大学ビジネススクールの教授が、長年の調査研究を基に、その方法を伝授。コネの作り方、人脈の開拓法、周囲の評判を高める方法等々、権力を握るためのノウハウ、そして出世する人に共通する資質などを明かす。

著 者:ジェフリー・フェファー 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2011年7月
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2011年8月号掲載

創発人材をさがせ  ―― イノベーションを興す

1990年のバブル崩壊後、コンプライアンス等の強化が進み、何事もマニュアル化するという管理主義が企業に広がった。それに伴い、生まれづらくなったのがイノベーションだ。こうした企業環境の中、どうすればイノベーションを興せるのか。キヤノンの元研究所長がその方法 ―― 埋もれたイノベーターを見つけ、その能力を活かすための組織変革について解説する。

著 者:村井啓一 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2011年6月
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2011年8月号掲載

日本一の「実行力」部隊 ユニクロで学んだ「巻き込み」仕事術

女性マネジャーとしてユニクロに中途入社した著者は、ゼロからプロジェクトを立ち上げ、「ヒートテック」等のヒット商品を生み出す土壌を作った。そこで力を発揮したのが、周りの人の強みを活かし、チームで成果を出す「巻き込み仕事術」だ。本書では、著者が実践してきたこの手法を詳しく解説。部署の壁を越え、人を巻き込むためのノウハウの数々を披露する。

著 者:田中雅子 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2011年5月
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2011年4月号掲載

マネジャーの実像 「管理職」はなぜ仕事に追われているのか

最近、ビジネスの世界ではリーダーシップがもてはやされ、偉大なリーダーの成功談をよく聞く。しかし、著者は言う。リーダーシップはマネジメントの一部であり、まずはマネジメントへの理解を深める必要があると。本書では、そのスタンスの下、様々なタイプのマネジャーの仕事ぶりを観察した著者が、マネジャーの実態、そしてマネジメントのあるべき姿を描く。

著 者:ヘンリー・ミンツバーグ 出版社:日経BP社 発行日:2011年1月
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2010年11月号掲載

課長力 逆境を突破する6つの力

企業の中核を担う課長には、難題に立ち向かい、それを「突破」する力が不可欠である。本書は、メガヒット商品となったアキレスの子供用シューズ「瞬足」を生み出した課長、無印良品の化粧品分野を成功させた課長など、様々な困難を突破した6人の課長の実例を示しつつ、突破に必要な6つの力を解説。そして、そうした力を持った課長を育てるための方策を探る。

著 者:遠藤 功 出版社:朝日新聞出版 発行日:2010年9月
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2010年9月号掲載

新訳 科学的管理法 マネジメントの原点

科学的な視点から労働者の能力を開発し、科学的な法則に沿って仕事を進めることで、労働効率は高まり、雇用者と労働者はともに繁栄できる。1911年刊行の『科学的管理法』はこのように説き、ドラッカーら後世の経営学者に大きな影響を与えた。この歴史的名著を、新訳で復刻。原著は約100年前の本だが、深い人間観察に基づくその論に、学ぶべき点は少なくない。

著 者:フレデリック・W・テイラー 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2009年11月
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2010年7月号掲載

世界でいちばん会社が嫌いな日本人

世界的に見て、日本人の「会社への帰属意識」や「仕事への熱意」は最低レベル。そんな衝撃的な事実が、米ギャラップ社の調査で明らかになった。過去、多くの海外企業を見てきた著者は、“窮屈で楽しくない職場”がその原因だと指摘。そうした魅力のない会社にしてしまう上司、経営陣の問題点を語るとともに、働き甲斐のある会社に共通する企業文化を紹介する。

著 者:斎藤智文 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2010年4月
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2010年6月号掲載

「上司が無能」で「部下がバカ」なのには理由がある

北欧からは、H&M、イケアなど世界的な企業がいくつも生まれている。著者によれば、その躍進の秘密は、彼らの祖先「ヴァイキング」を源とする独特のマネジメントにあるという。社員とのコミュニケーションを大切にし、彼らの意見を積極的に取り入れ、権限を委譲する。そんなやり方でチームワークを引き出す北欧流のマネジメントについて解説する。

著 者:可兒鈴一郎 出版社:朝日新聞出版 発行日:2010年3月
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2010年6月号掲載

アメーバ経営 ひとりひとりの社員が主役

高収益を上げ、発展を続ける京セラ。その経営を支えるのは、創業者・稲盛和夫氏が生み出した「アメーバ経営」だ。これは、会社の組織を「アメーバ」と呼ばれる小集団に分け、社内のリーダーにその経営を任せることで、社員1人1人が自主的に経営に参加する“全員参加経営”を実現するものである。このユニークな経営管理手法の全貌を、氏自ら詳述する。

著 者:稲盛和夫 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2006年9月
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2010年5月号掲載

日本型キャリアデザインの方法 「筏下り」を経て「山登り」に至る14章

いい大学を出て、大企業に入り、定年まで全うする。こんな職業人生の標準形が崩れた今、自分の人生は自分でデザインしなければならない。では、どんなデザインが望ましいのか? 著者が勧めるのは、「筏下り-山登り」型のキャリアデザイン。激流にもまれて力を磨いた後、“プロフェッショナル”という山を登る、日本人にとって理想的だという形を紹介する。

著 者:大久保幸夫 出版社:日本経団連出版 発行日:2010年4月
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2010年3月号掲載

経営の教科書 社長が押さえておくべき30の基礎科目

著者は、ジョンソン・エンド・ジョンソンをはじめ、業種の異なる3社で社長を務めた新将命氏。氏は「業種業界に関係なく、企業経営の根幹の80%は、ほとんどどの会社も同じ」だと言う。そして、厳しい経営環境の今こそ“根幹”、すなわち原理原則を再確認することが重要だと指摘。半世紀近い自身のビジネス経験に基づく、30の「経営の原理原則」を披露する。

著 者:新 将命 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2009年12月
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2010年2月号掲載

まず、ルールを破れ すぐれたマネジャーはここが違う

優れたマネジャーは、どんな考え方に基づいて行動するのか。それを解明した書である。「部下の弱点を直そうとするな、強みを活かすことに専念しろ」「経験や知識ではなく、才能で部下を選べ」…。世界中の傑出したマネジャーに共通する“常識破り”の考え方、行動を、米国の調査機関ギャラップが行った8万人のマネジャーへのインタビュー調査を基に導き出す。

著 者:マーカス・バッキンガム、カート・コフマン 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2000年10月
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2010年1月号掲載

ザッポスの奇跡 改訂版 アマゾンが屈したザッポスの新流通戦略とは

「ザッポス」は、靴のネット販売会社である。今、米国で注目を集める企業の1つで、2009年7月、「アマゾンがザッポスを買収」のニュースが流れた時は話題を呼んだ。ネット界の巨人が買収したくなる会社とは、一体どんな会社なのか? 本書は、自らを「サービス・カンパニー」と呼び、顧客を感動させるサービスの提供で成長を遂げた同社の、経営の核心に迫る。

著 者:石塚しのぶ 出版社:廣済堂出版 発行日:2011年1月
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2009年12月号掲載

思考する営業 BCG流営業戦略

日本の営業組織は総じて、売上という結果は重視するが、どんな営業行動をとるかは各自に任せがちだ。だが市場が成熟した今日、このやり方では営業生産性、利益は伸びない。そこで本書が提案するのが「営業TQM(総合品質管理)」だ。日々の営業活動を分析し、やるべき行動を定義し、全員に実行させる。この手法を用いることで、組織全体の営業力を高められる。

著 者:杉田浩章 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2009年10月
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