新刊ビジネス書の要約『TOPPOINT(トップポイント)』
最新号に掲載している“一読の価値ある新刊書”10冊の内容をご覧いただけます。
編集部が独自のテーマを設定し、5冊程度の良書を選出して紹介します。
編集部員が思わず読書メモを取った、良書の中の“一節”や“物語”を紹介します。
編集部員が「いま改めてお薦めしたい本」「再読したい名著」をPick Up!
各ジャンルにおける必読の名著10冊を編集部が選定。選書は随時更新します。
1万人以上の定期購読者を対象とした読者アンケートで決定された、半年ごとのベストビジネス書です。
2010年6月号掲載
北欧からは、H&M、イケアなど世界的な企業がいくつも生まれている。著者によれば、その躍進の秘密は、彼らの祖先「ヴァイキング」を源とする独特のマネジメントにあるという。社員とのコミュニケーションを大切にし、彼らの意見を積極的に取り入れ、権限を委譲する。そんなやり方でチームワークを引き出す北欧流のマネジメントについて解説する。
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多忙なプレイングマネジャー(中間管理職)のコミュニケーション術を紹介した書。といっても、披露されるのは“人付き合いのスキル”ではない。人を動かして結果を出す、“業務に直結するコミュニケーション”だ。マイクロソフト日本法人などでのサラリーマン時代、10年以上をプレイングマネジャーとして働いてきた著者ならではの、実践的なスキルが満載!
2010年5月号掲載
大きな危機やトラブルは、単一の根本的な原因というよりも、小さな問題が積み重なって生じることが多い。ということは、問題が小さなうちに気づき、対処するならば、大きな危機、トラブルも未然に防げるはず。本書では、9.11同時多発テロ、航空機事故等々、各種の事例を基に、リーダーが問題を早期に発見する上で必要な“7つのスキル”を解説する。
2010年4月号掲載
幹部教育の第一人者として活躍する著者は、「会社の命運は上司の“強い・弱い”にかかっている」「上司が厳しく、強くあれば、強い部下が育ち、会社も強くなる」「強くなることが上司の第1の責務である」と語る。その強い上司になるための心構え、行動、部下の指導法などを、本書は伝授する。部下に対する“真の優しさ”とは何かを教えてくれる書である。
2010年3月号掲載
著者は、ジョンソン・エンド・ジョンソンをはじめ、業種の異なる3社で社長を務めた新将命氏。氏は「業種業界に関係なく、企業経営の根幹の80%は、ほとんどどの会社も同じ」だと言う。そして、厳しい経営環境の今こそ“根幹”、すなわち原理原則を再確認することが重要だと指摘。半世紀近い自身のビジネス経験に基づく、30の「経営の原理原則」を披露する。
「EQ」とは、自分の気持ちを自覚し、感情を制御する、あるいは他人の気持ちを感じ取る、といった能力のこと。1995年刊『EQ~こころの知能指数』が世界中でベストセラーとなったことで、広く知られる概念となった。本書では、この『EQ』の著者たちが、リーダーシップにおけるEQの役割を解説するとともに、EQの高いリーダーになるための具体的方法を説く。
2010年2月号掲載
優れたマネジャーは、どんな考え方に基づいて行動するのか。それを解明した書である。「部下の弱点を直そうとするな、強みを活かすことに専念しろ」「経験や知識ではなく、才能で部下を選べ」…。世界中の傑出したマネジャーに共通する“常識破り”の考え方、行動を、米国の調査機関ギャラップが行った8万人のマネジャーへのインタビュー調査を基に導き出す。
2010年1月号掲載
組織をまとめ、組織目標を達成する。その役割を担う「将」と「参謀」、すなわちトップとブレーンの優劣が、いつの時代においても組織の盛衰のカギを握る。では、将たる器とは? 参謀たる器とは? 歴史を題材に、組織と人間の問題を描いてきた作家・童門冬二氏が、武田信玄や加藤清正など歴史上の人物に焦点を当て、将と参謀が備えるべき器量について論じる。
2009年11月号掲載
健康に良いとわかっていても、ダイエットや禁煙はなかなか実行できない。ビジネスにおける戦略も同様で、正しいとわかっている戦略が、現実にはなかなか実行されない。本書は、企業がそんな「でぶスモーカー」状態から抜け出す方法を指南するもの。確実に戦略を遂行するために、リーダーが心得ておくべきこと、なすべきことを、様々なエピソードを交えつつ説く。
2009年7月号掲載
メールの普及によって、生身の人間同士のコミュニケーションが取れない若者。金融危機に対し、どう対処すべきかという議論がないままの日本…。今の我々には、「対話」が欠けている。こう指摘する2人の著者が、対話する力を育むための手法、「ファシリテーション」について語り合った1冊。その本質論から実践する際のコツまでが、わかりやすく説かれている。
2009年6月号掲載
成功の法則を説く本は多い。だが、コカ・コーラ社の元社長である著者は言う。ビジネスのようにダイナミックで変化が激しい分野で、成功の法則など導くことはできない、と。そして、60年以上のビジネス経験から導き出した「失敗の法則」 ―― 経営者が陥りがちな普遍的な間違いを、実例を交え紹介する。経済・社会の先行きが不透明な今こそ読みたい、戒めの書。
人の先頭に立つパワフルな人物のことを「アルファ」という。著者によれば、経営者の7割以上、中間管理職の半数以上がこれに該当する。このアルファ男の問題点は、時にその資質が悪い方に出ることだ。例えば、親分肌で尊敬される一方、敵を作りがちというように。そんな悪い面を自己改革するための方法を、エグゼクティブ・コーチングの専門家が伝授する。
プレーヤーとして優秀なビジネスパーソンが、マネジャーになった途端、つまずくことがある。そんな憂き目に遭わないためには、何に気をつけるべきなのか。本書では、『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー』掲載の論考の中から、「昇進者の成功条件と失敗要因」に関する8つの考察を紹介。昇進し、マネジャーとなった者が守るべき“心得”を明らかにする。
2009年4月号掲載
著者のハワード・ビーハーは、まだ中小企業だった頃のスターバックスに入社し、その後の同社の海外展開を指揮した人物である。そんな彼が、自ら実践してきたリーダーシップの10の原則をまとめたのが本書だ。「自分に正直になる」「自主的に考える」「信頼を築く」「真実に耳を澄ます」などの基本原則が、様々なエピソードを交えてわかりやすく語られる。
サムライとしてあるべき姿を求め続けた名将・上杉謙信。そして、その志を受け継いだ宰相・直江兼続。本書は、NHKの大河ドラマ『天地人』の原作者が、この2人に焦点を当て、名将の品格とは何かを論じたものである。多くの武将が「利」によって動いた戦国の世にあって、「義」の精神を唱え、品格ある生き方を貫いた謙信と兼続の姿が鮮やかに描き出される。
2009年2月号掲載
総売上9兆円の流通グループを率いるセブン&アイ・ホールディングスのCEO、鈴木敏文氏。日本初のコンビニチェーンの創業をはじめ、氏の人生は新たな挑戦の連続であった。過去の延長線上でなく、一歩先の未来から何をすべきか考える ―― 。この“ブレイクスルー思考”を実践し続けた日々が、氏自身の口から語られる。挑戦することの大切さに気づかされる1冊だ。
毎年、何百万人ものお客が訪れるディズニー・ワールド。これほどの人気を博す理由は、優れたショーでも、魅力的なアトラクションでもない。素晴らしいサービスこそが、この“魔法”を作り出している。本書では、ディズニー・ワールドの上級副社長として約6万人の従業員を率いてきた著者が、職場で、家庭で、地域社会で魔法を創出するための「10の法則」を説く。
2009年1月号掲載
近代日本の偉大なリーダー、渋沢栄一は『論語』の思想を自らの生き方の基本としてきた。そんな彼が、自身の体験、論語や先哲の言葉を引きつつ、人の生き方を説いた書である。望ましい人生観、真の成功、困難の克服法等々、“人間力”を高める上で心に留め置きたい様々な話が披露される。(なお、本書は明治45年刊の渋沢の著書『青淵百話』を再編集したものである)
2008年12月号掲載
経営環境が急速に変化し、複雑化する今日、企業のトップにとり、優秀な右腕の存在は欠かせない。だが現実には、なかなか見つからず、育てられないのではないか。本書では、右腕となる人材を的確に選べるよう、必要とされる資質や、果たすべき役割を具体的にアドバイス。そして、選んだ人材を優秀な右腕に成長させるコーチング手法を、事例を挙げつつ解説する。
大きな仕事、困難な仕事には“強いチーム”が必要だ。すなわち、1人1人が得意分野で能力を最大限に発揮し、不得意分野を補い合えるチームこそが、最高の結果を出すことができる。本書は、そんなチームを作るために必要なことを伝授するもの。能力ある人材を見極め、モチベーションを高めて動かし、育てるには何をなすべきか、自身の体験をもとに具体的に説く。
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