2009年10月号掲載

不況後の競争はもう始まっている 景気後退期の戦略行動とは何か

2008年のリーマン・ショック以降、世界の企業は経済危機への対応に追われている。しかし卓越した企業は、景気後退期を生き抜くことだけに汲々としていない。次に訪れる景気回復期を睨み、そこで成功するための対策も抜かりなく行っている。本書では、景気回復期に“勝ち組”となるために今なすべきことを、ボストン コンサルティング グループが指南する。

著 者:ボストン コンサルティング グループ 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2009年7月
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2009年10月号掲載

新訂 競争の戦略

競争戦略論の古典として、ロングセラーを続ける1冊。マイケル・E・ポーター教授の処女作でもある。本書では、競争の3つの基本戦略である「コストのリーダーシップ」「差別化」「集中」を詳述し、後半では、業界の成熟度や集中度などの業界環境のタイプ別に、最適の競争戦略を説く。姉妹編の『競争優位の戦略』では、この基本戦略を企業が実践するための具体的手法を述べている。

著 者:M・E・ポーター 出版社:ダイヤモンド社 発行日:1995年3月
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2009年9月号掲載

マーケティング脳 vs マネジメント脳 なぜ現場と経営層では話がかみ合わないのか?

マネジメントの多くは、論理的・分析的に考えるのが得意な「左脳型」である。一方、マーケターの多くは、直感的・総合的に考えるのが得意な「右脳型」だ。そんな両者の発想の特徴を、意見が対立しがちな25のテーマに沿って解説する。とりわけマネジメントの人間にとっては、マーケティングにおける右脳の発想の大切さを痛感させられる1冊だ。

著 者:アル・ライズ、ローラ・ライズ 出版社:翔泳社 発行日:2009年7月
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2009年8月号掲載

イノベーションの新時代

2007年、英タイムズ紙が選ぶ「世界で最も影響力のあるビジネス思想家」の第1位に輝き、また、名著『コア・コンピタンス経営』の著者としても知られるプラハラード教授の注目作。本書では、21世紀の消費者を満足させる企業になるにはどうすべきか、その変革の方法を説く。要となるのは、商品ではなく「経験」の提供、そして地球規模での企業間連携だ。

著 者:C・K・プラハラード、M・S・クリシュナン 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2009年6月
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2009年7月号掲載

ゲームの変革者 イノベーションで収益を伸ばす

次々とユニークな新製品を世に送るP&G。同社の開発力が優れているのは、「イノベーション」を経営の中心に据えているからだ。例えば、イノベーションを生み出しやすくするための特別な組織を、何種類も持っている。こうしたイノベーションを軸とする経営手法を、同社のA・G・ラフリー会長兼CEOと、世界的経営コンサルタントのラム・チャラン氏が解説する。

著 者:A・G・ラフリー、ラム・チャラン 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2009年5月
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2009年6月号掲載

顧客も社員も「大満足」と言ってくれる5つの原則

長年、顧客の期待以上のサービスを行い、高い評価を得ている米国の高級衣料専門店がある。ミッチェルズ一家が経営するミッチェルズ、リチャーズ、マーシズの3店だ。『GQ』『エスクァイア』誌などが全米あるいは世界のトップテンに挙げる一家の店は、IBMはじめ超一流企業の重役などを顧客に持つ。本書では、その成功の根底にある経営哲学について、現CEOが語る。

著 者:ジャック・ミッチェル 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2009年4月
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2009年6月号掲載

ビジネスで失敗する人の10の法則

成功の法則を説く本は多い。だが、コカ・コーラ社の元社長である著者は言う。ビジネスのようにダイナミックで変化が激しい分野で、成功の法則など導くことはできない、と。そして、60年以上のビジネス経験から導き出した「失敗の法則」 ―― 経営者が陥りがちな普遍的な間違いを、実例を交え紹介する。経済・社会の先行きが不透明な今こそ読みたい、戒めの書。

著 者:ドナルド・R・キーオ 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2009年4月
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2009年5月号掲載

俺は、中小企業のおやじ

いち早くインド市場に進出し、大成功を収めるなど、積極的な海外展開で注目を集めるスズキ。その会長兼社長を務めるのが、現在も強力なリーダーシップを発揮し続ける鈴木修氏だ。氏はどのような経営をし、同社を“3兆円企業”にまで育て上げたのか?「スズキはまだまだ中小企業」と自戒する氏が、苦境を乗り越えた経験とともに、経営の要諦を語る。

著 者:鈴木 修 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2009年2月
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2009年5月号掲載

ぶれない経営 ブランドを育てた8人のトップが語る

吉田カバン、ジャパネットたかた、星野リゾートなど、今輝いている8つの企業のトップが、自らの経営哲学を披露する。業種は違えど、彼らに共通するのは、経営の軸がしっかりしていること。ゆえに環境の変化に自在に適応しつつも、ぶれることがない。そうした「ぶれない経営」を実践する彼らの言葉からは、激変するビジネス社会を生き抜くヒントが読み取れる。

著 者:首藤明敏(編著) 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2009年2月
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2009年5月号掲載

企業変革の核心 「このままでいい」をどう打ち破るか

名著『企業変革力』で、著者ジョン・P・コッターは、組織変革には8段階のプロセスが必要だと説いた。本書ではその第1段階、「危機意識を高める」に焦点を絞り、いかにして組織の危機感を高めるかについて説く。周知の通り、組織変革の最大の難問は危機感の欠如、つまり「このままでいい」という意識である。この組織の自己満足に対処する方法が詳述される。

著 者:ジョン・P・コッター 出版社:日経BP社 発行日:2009年3月
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2009年5月号掲載

[新装版]心を高める、経営を伸ばす 素晴らしい人生をおくるために

1989年に刊行された同名書の新装版。ご存じ、京セラの創業者・稲盛和夫氏が、自身の人生観や経営哲学について語る。「常に原理原則を基準として判断し、行動する」「商いの極意はお客様から尊敬されること」…。これまで、多くの人に示唆を与えてきた氏の言葉は今日においても、色褪せることなく、説得力をもって心に迫る。

著 者:稲盛和夫 出版社:PHP研究所 発行日:2004年4月
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2009年4月号掲載

ビジネス・インテリジェンス 未来を予想するシナリオ分析の技法

「インテリジェンス」とは、情報を収集・分析して得られる“知識”のこと。これをビジネスに適用したのがビジネス・インテリジェンスで、その中でも、最も洗練された手法とされるのが「CI(競合インテリジェンス)」だ。CIAのOBがビジネスの世界に持ち込んだもので、企業の判断・行動に役立てられている。本書は、このCIの概要、そして活用法を詳述する。

著 者:北岡 元 出版社:東洋経済新報社 発行日:2009年2月
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2009年4月号掲載

現場力復権 現場力を「計画」で終わらせないために

『現場力を鍛える』。2004年に刊行された遠藤功氏のこの著書は、大きな反響を呼び、以来、「現場力強化」に取り組む企業は増えた。だが実情はというと、その多くは計画倒れに終わっている。そこで本書では、強い現場が作られるメカニズムについて改めて考察。現場力の重要性を知りつつも実現できない原因を明かし、その強化に向けた“さらに具体的な方法”を説く。

著 者:遠藤 功 出版社:東洋経済新報社 発行日:2009年2月
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2009年3月号掲載

「会社のアカスリ」で利益10倍! 本当は儲かる環境経営

著者はキヤノン電子社長に就任後、9年で経常利益率を9倍以上も伸ばした人物。その成功のカギは「環境経営」にある。環境経営=儲からないと見がちだが、さにあらず。本書の説くそれは、水、電気から人の移動まで、あらゆるもののムダを削ることで、環境負荷を抑え、利益を伸ばし、さらには社員のモラル向上につなげるもの。この一石三鳥の環境経営を紹介する。

著 者:酒巻 久 出版社:朝日新聞出版(朝日新書) 発行日:2009年1月
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2009年3月号掲載

ざっくばらん

戦後日本を代表する起業家、技術者である本田宗一郎氏。本書は、その氏が、自動車製造に乗り出す前の昭和35年に自ら著し、長らく“幻の第一作”と言われていた書を復刊したものである。企業経営のあり方、技術やデザインへの熱い思い、政治・経済のこと…。文字通り“ざっくばらん”に語られる氏の考え方や生き方は、今なお我々に多くの気づきを与えてくれる。

著 者:本田宗一郎 出版社:PHP研究所 発行日:2008年12月
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2009年2月号掲載

挑戦 我がロマン 私の履歴書

総売上9兆円の流通グループを率いるセブン&アイ・ホールディングスのCEO、鈴木敏文氏。日本初のコンビニチェーンの創業をはじめ、氏の人生は新たな挑戦の連続であった。過去の延長線上でなく、一歩先の未来から何をすべきか考える ―― 。この“ブレイクスルー思考”を実践し続けた日々が、氏自身の口から語られる。挑戦することの大切さに気づかされる1冊だ。

著 者:鈴木敏文 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2008年12月
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2009年2月号掲載

感動をつくる ディズニーで最高のリーダーが育つ10の法則

毎年、何百万人ものお客が訪れるディズニー・ワールド。これほどの人気を博す理由は、優れたショーでも、魅力的なアトラクションでもない。素晴らしいサービスこそが、この“魔法”を作り出している。本書では、ディズニー・ワールドの上級副社長として約6万人の従業員を率いてきた著者が、職場で、家庭で、地域社会で魔法を創出するための「10の法則」を説く。

著 者:リー・コッカレル 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2008年11月
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2009年1月号掲載

「できません」と云うな オムロン創業者 立石一真

制御機器大手・オムロンの創業者、立石一真氏の波乱に満ちた生涯を描いた書。裸一貫から事業を起こした後、倒産寸前まで追い込まれながらも、その後、無人駅システムはじめ数々の「世界初」の開発に成功するなど、不可能を可能にし続けた氏の足跡が綴られる。その不撓不屈の物語からは、経営とは何か、人生とは何かという問いへの、多くの示唆が得られるだろう。

著 者:湯谷昇羊 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2008年11月
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2008年12月号掲載

新興国発 超優良企業

ブラジル、インド、中国、メキシコ…。今、新興国で生まれた企業が急成長を遂げ、新興国はもちろん、先進国の市場をも獲得しつつある。本書は、こうした数々の新興国発の「超優良企業」を取り上げ、その急成長の秘密を解き明かす。ここで紹介される彼らの強み、それは先進国の既存企業にとっても、グローバリティの時代を生き抜く上で不可欠なものと言えよう。

著 者:ハロルド・L・サーキン、ジェームズ・W・ヘマリング、アリンダム・K・バッタチャヤ、水越 豊(監修) 出版社:講談社 発行日:2008年10月
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2008年12月号掲載

いま起こりつつある“かすかな兆候”を見逃すな! 競争優位戦略の視座

ビジネスの世界は変化の連続であり、日々、様々な問題が生じる。それらに対処する際、難しいのは、どの問題に好機、あるいは深刻な脅威が潜んでいるかを見極めることだ。本書では、今ある種々の問題の中から、ボストン コンサルティング グループのマネージング・ディレクターである著者が、最重要課題を5つ選び出し、その対処法を示す。

著 者:ジョージ・ストーク 出版社:ファーストプレス 発行日:2008年10月
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