2007年9月号掲載

21世紀の国富論

今、日本では時価総額の拡大やM&Aといった、米国型資本主義が広がりつつある。だがそれは、産業界に様々な弊害をもたらしている。今後日本は、米国の真似ではない、新しい資本主義のルールを作り、新たな基幹産業を生み出さねばならない ―― 。米国で活躍するベンチャーキャピタリストが、現行の資本主義の問題点を検証し、日本が歩むべき道を指し示す。

著 者:原 丈人 出版社:平凡社 発行日:2007年6月
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2007年9月号掲載

実戦 人材開発の教科書 あなたの会社の「社員」は育っていますか

団塊世代の定年退職、人口減少に伴う労働人口の減少などにより、人手不足の時代がやってくる。経営資源の3要素、ヒト、モノ、カネのうち、最も重要なヒトが少なくなる ―― 企業にとり死活問題といえるこの事態に対し、著者は、今こそ経営者主導で「社員を育てる経営」を行うべきだと主張。そのスタンスから、人材開発を行う上での最重要ポイントを解説する。

著 者:佐藤政人 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2007年7月
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2007年8月号掲載

マーベリック・カンパニー 常識の壁を打ち破る超優良企業

突拍子もない発想で新市場を開拓し、既存の業界に新風を吹き込む ―― 。近年、そんな企業が輝きを放っている。彼らは、模倣を嫌い、独自の価値観、戦略で顧客と深い絆を結び、業績を急拡大させている。本書は、そうした企業をマーベリック・カンパニーと名づけ、その躍進の秘密を探る。英『エコノミスト』誌が「ブック・オブ・ザ・イヤー」に選んだ1冊。

著 者:ウィリアム・C・テイラー、ポリー・ラバール 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2007年5月
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2007年7月号掲載

ウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ

インターネットの進化に伴い、世界規模で簡単に“コラボレーション”が行えるようになった。そしてそれは、製造・開発現場に産業革命にも等しい激変をもたらしている。今後、企業はこのコラボレーションを実践するか消え去るかのいずれかだ ―― 。こう語る著者が、世界のビジネス現場で起きているこの一大変化について、具体例を挙げつつリポートする。

著 者:ドン・タプスコット、アンソニー・D・ウィリアムズ  出版社:日経BP社 発行日:2007年6月
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2007年7月号掲載

起業と倒産の失敗学

成功の頂点に上りつめたベンチャー企業が、突如として倒産する…。本書では、様々な失敗事例から「失敗の本質」をまとめ上げた。そこから導けるのは、成功のカギは過去の失敗の学習にある、ということ。著者は言う ── 日本社会は、なぜ「せっかくの失敗を活かす」ことを許容できないのか。それらを社会全体で有効活用しないのは一大損失である、と。

著 者:畑村洋太郎 出版社:文藝春秋(文春文庫) 発行日:2006年7月
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2007年5月号掲載

IKEA 超巨大小売業、成功の秘訣

イケア(IKEA)は今や世界33カ国に店舗を展開し、総売上高3兆円弱を誇る、家具・インテリア販売では世界最大の企業だ。その成功の要因は、優れたデザインと破壊的な価格、究極のローコスト経営、そして、20世紀最高の経営者の1人とされる創業者の経営哲学にある。スウェーデンの田舎町からスタートして、世界一に。本書は、この奇跡の家具店の秘密に迫る。

著 者:リュディガー・ユングブルート 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2007年2月
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2007年5月号掲載

花王「百年・愚直」のものづくり

日本で100年以上原型を留めたまま続いている商品は、森永製菓のミルクキャラメル、金鳥の蚊取り線香など、数えるほどしかない。花王のせっけんも、その1つだ。100年以上もの歴史を持ちながら、今でもヒット商品を生み出し続けるという花王の底力の根源は何なのか。過去の失敗事例や歴代経営者の言葉から、同社のものづくりのあり方を探る。

著 者:高井尚之 出版社:日本経済新聞出版社(日経ビジネス人文庫) 発行日:2007年3月
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2007年4月号掲載

イノベーションの作法 リーダーに学ぶ革新の人間学

画期的なヒット商品を生み出したり、革新的な事業を成功へと導くようなイノベーターたちに、共通する特質や能力とは何なのか? 本書では、成功事例の現場や開発リーダーを徹底取材。その成功の裏に隠れているイノベーターたちの「場づくりの力」「清濁あわせのむ政治力」といった能力などから、イノベーションを導き出すための秘訣を探る。

著 者:野中郁次郎、勝見 明 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2007年1月
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2007年4月号掲載

その「記者会見」間違ってます! 「危機管理広報」の実際

企業の不祥事や事故が続き、トップによる謝罪会見が後を絶たない。世間に対し、企業の体質が最もあからさまになるのは、そうした不祥事が発覚した時だ。そして、その対応いかんでは“命取り”の事態を招く。本書は、そうならないための「危機管理広報」を紹介するもの。企業法務を扱う弁護士が、平時に準備すべきことから緊急の対応まで、具体的な対処法を説く。

著 者:中島 茂 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2007年2月
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2007年3月号掲載

ねばちっこい経営 粘り強い「人と組織」をつくる技術

本書のタイトルである“ねばちっこい”とは、「粘り強い」という意味の茨城の方言である。この「粘り強さ」こそ、真の強い企業となるための決定的な要素であると、本書は事例を挙げて説く。奇抜なアイデアを出すことよりも、決めたことを愚直にコツコツやり抜く力を身に付ける、そんな一見、当たり前のことの難しさと重要性を、今、改めて見つめ直す。

著 者:遠藤 功 出版社:東洋経済新報社 発行日:2006年12月
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2007年3月号掲載

「3年目社員」が辞める会社 辞めない会社 若手流出時代の処方箋

新卒社員の3割が3年以内に辞めていくという「若手流出時代」が始まった。その背景には、長期安定雇用が崩れて、「会社には頼れない」と考えた若手の、成長願望がある。本書は、若手流出の現状分析をもとに、若手社員を引き留め、成長させるためのマネジメントについて、具体的な手法を提示する。そのキーワードは、「自律型人材」である。

著 者:森田英一 出版社:東洋経済新報社 発行日:2006年12月
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2007年2月号掲載

超「高収益」会社の秘密 ケーススタディで学ぶ 増益経営の実践ノウハウ

景気の良し悪しに関係なく、必ず存在する高収益企業。どうすれば、そんな高収益企業になれるのか? 本書は、メーカー、小売業、サービス業など様々な業種・業態の中から8社を選び、分析する。この8社は、高収益の要因が独自のノウハウ・経営手法であり、かつ、それが他社にも活用可能、という視点で選ばれている。そのため、実践的な内容で、示唆に富んでいる。

著 者:石尾和哉 出版社:PHP研究所 発行日:2006年12月
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2007年1月号掲載

商人のこころ

著者は、昭和38年に婦人服専門店「鈴屋」に入社して以来、小売業の世界一筋に歩んできた人物。その生粋の商人が言う。かつて息づいていた「お客様の利益を最優先に考える」という商売の哲学が今日では失われ、それこそが百貨店や量販店、専門店が長く苦境にある原因だと。お客にとって魅力的な、小売業本来の姿とは何か。それを“商人の心”を軸に探っていく。

著 者:島倉嘉作 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2006年11月
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2007年1月号掲載

「ゆでガエル現象」への警鐘

水が入った鍋にカエルを入れ、徐々に温めると、温度の変化に気づかず、やがて沸騰した湯の中で死んでしまう。「ゆでガエル現象」とは、このように、人や組織がゆっくりした環境の変化に気づかず、最終的に致命的な状況に至ること。マンネリ化が招くこの現象の怖さは、以前からも指摘されているが、いまだに各所で散見される。―― あなたは大丈夫だろうか?

著 者:中桐有道 出版社:工業調査会 発行日:2006年11月
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2006年12月号掲載

マネジメント革命 「燃える集団」を実現する「長老型」のススメ

ソニーの元役員が、井深大氏などの優れた経営者のマネジメント・スタイルを分析した上で、新しい経営論として「長老型マネジメント」を提示する。部下に指示・命令するのではなく、部下が全力疾走できるようにすることで、運をも味方につける「燃える集団」が実現できるという。成果主義の綻びが目立つ今、大きなヒントを与えてくれる日本発のマネジメント論。

著 者:天外伺朗 出版社:講談社 発行日:2006年10月
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2006年12月号掲載

外資系コンサルの真実 マッキンゼーとボスコン

「マッキンゼー」「ボストン・コンサルティング」などの外資系コンサルタント会社は、日本でもその活動範囲を拡大し、学生の就職先としても人気が高い。しかし、その実態はあまり知られていない。本書は、どのような人が、どのような仕事をしているのか、また、その問題点やクライアントとしてコンサルを依頼する際の注意点など、様々な視点からその実態に迫る!

著 者:北村 慶 出版社:東洋経済新報社 発行日:2006年11月
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2006年12月号掲載

一倉定の経営心得

故・一倉定氏は、“お客様第一主義と現場実践主義”を標榜し、社長だけを指導した経営コンサルタントである。社長と共に悩みながら対応策を考え、数多くの高収益会社を育てた。本書は、その“社長の教祖”ともいうべき氏が遺した数々の著作の中から、「社長がなすべきこと」を抜粋し、掲載したもの。その経験に裏打ちされた言葉は、いずれも端的にして味わい深い。

著 者:一倉 定 出版社:日本経営合理化協会出版局 発行日:1999年6月
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2006年11月号掲載

P.F.ドラッカー経営論

P・F・ドラッカー博士が、約半世紀にわたって『Harvard Business Review』誌に寄稿した33本の論文を完全収録。800ページ超の大著で、まさにマネジメントに携わる人のための“座右の書”である。1950年代に早くもプロフェッショナルの活用を訴え、60年代にはアイデアのマネジメントの重要性を指摘するなど、その先見性には改めて驚かされる。

著 者:DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部(編訳) 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2006年9月
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2006年11月号掲載

J.D.パワー 顧客満足のすべて 信頼と品質は顧客が決める

「顧客満足」がビジネスにとって重要だということは、論を待たない。問題は、それをいかにマネジメントするかだ。インターネットが普及した今日、自社の商品・サービスの悪口を言いふらす顧客=「刺客」を1人でも作れば、企業は大きな被害を受ける。本書では豊富な事例を元に、刺客を減らし、熱烈なファンである「推奨者」を数多く作るための極意を提示する。

著 者:J.D.パワーⅣ世、クリス・ディノーヴィ 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2006年8月
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2006年10月号掲載

社員が進んで働くしくみ 「働かされない働き方」が強い会社をつくる

著者が経営する希望社は、実にユニークな建設会社だ。例えば、本社ビルに「談合しない。」という垂れ幕を掲げ、業界の談合体質に本気で立ち向かっている。極めつけは、「会社と社員がともに幸せになる」という、夢のような労使関係を目指し、導入した独特の人事・賃金制度。これら様々な“実験”は実に刺激的で、企業のあり方について改めて深く考えさせられる。

著 者:桑原耕司 出版社:PHP研究所 発行日:2006年8月
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