2010年5月号掲載

商品よりも、ニュースを売れ! 情報連鎖を生み出すマーケティング

話題にならず姿を消す商品がある一方、メディアに取り上げられてヒットする商品がある。両者の違い、それは後者には顧客の心をつかむ「ニュース」があることだ。しかもそれは一過性のものに終わらず、ニュースがニュースを呼ぶ「情報連鎖」を起こし、話題に上り続ける。こうした動きはどうすれば起こせるのか、情報連鎖の概要、およびその仕掛け方を紹介する。

著 者:酒井光雄 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2010年3月
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2010年4月号掲載

上司が「鬼」とならねば、部下は動かず 強い上司、強い部下を作る、31の黄金律

幹部教育の第一人者として活躍する著者は、「会社の命運は上司の“強い・弱い”にかかっている」「上司が厳しく、強くあれば、強い部下が育ち、会社も強くなる」「強くなることが上司の第1の責務である」と語る。その強い上司になるための心構え、行動、部下の指導法などを、本書は伝授する。部下に対する“真の優しさ”とは何かを教えてくれる書である。

著 者:染谷和巳 出版社:プレジデント社 発行日:2000年2月
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2010年3月号掲載

EQリーダーシップ 成功する人の「こころの知能指数」の活かし方

「EQ」とは、自分の気持ちを自覚し、感情を制御する、あるいは他人の気持ちを感じ取る、といった能力のこと。1995年刊『EQ~こころの知能指数』が世界中でベストセラーとなったことで、広く知られる概念となった。本書では、この『EQ』の著者たちが、リーダーシップにおけるEQの役割を解説するとともに、EQの高いリーダーになるための具体的方法を説く。

著 者:ダニエル・ゴールマン、リチャード・ボヤツィス、アニー・マッキー 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2002年6月
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2010年2月号掲載

「自分ごと」だと人は動く 情報がスルーされる時代のマーケティング

「情報がスルーされる時代のマーケティング」。このサブタイトル通り、今日、膨大な情報に囲まれた人々は、企業が発するメッセージの多くを無視する。しかし、自分と関係のある情報、「自分ごと」と受け止められれば、それは生活者同士で共有され、大きな影響力を持つ。本書は、この自分ごとを生み出すためにはどうすればよいか、各種の事例を引きつつ説く。

著 者:博報堂DYグループ エンゲージメント研究会 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2009年11月
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2010年2月号掲載

つい、相手も話す気になる! 「聞き出す」技術

ビジネスや生活において、相手のホンネを上手に引き出すことが必要になる場面がある。そんな時、相手が言いたくないことまで言わせてしまうテクニックとは? 数多くの企業で「聞く技術」の研修を行ってきた心理学者が、話しやすい雰囲気作り、しぐさ、効果的な言葉がけ(コメント)、質問力の磨き方など、信頼関係を壊さずにホンネを聞き出す技術を伝授する。

著 者:伊東 明 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2009年11月
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2010年2月号掲載

まず、ルールを破れ すぐれたマネジャーはここが違う

優れたマネジャーは、どんな考え方に基づいて行動するのか。それを解明した書である。「部下の弱点を直そうとするな、強みを活かすことに専念しろ」「経験や知識ではなく、才能で部下を選べ」…。世界中の傑出したマネジャーに共通する“常識破り”の考え方、行動を、米国の調査機関ギャラップが行った8万人のマネジャーへのインタビュー調査を基に導き出す。

著 者:マーカス・バッキンガム、カート・コフマン 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2000年10月
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2010年1月号掲載

「嫌消費」世代の研究 経済を揺るがす「欲しがらない」若者たち

一般に、収入が増えれば、消費支出も増える。ところが最近、収入が十分あっても消費しない傾向が目に付く。これが、書名にいう「嫌消費」で、この傾向は若い世代、1979~83年生まれの「バブル後世代」に顕著である。本書では、この世代の“消費嫌い”の原因を、意識調査や心理分析に基づいて解明するとともに、彼らの消費欲求を刺激するためのポイントを示す。

著 者:松田久一 出版社:東洋経済新報社 発行日:2009年11月
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2009年12月号掲載

記憶はウソをつく

最近の研究により、人間の記憶の不確かさが明らかになっている。想像しただけのことを体験したと思い込んだり、思い出す時の心理状態によって記憶が変わったり、といったことが簡単に起きるのだ。著者は、冤罪事件にはこうした記憶の性質が深く関わっていると指摘。冤罪事件や心理実験など、具体的な事例を挙げ、記憶が捏造され、変容するメカニズムを解説する。

著 者:榎本博明 出版社:祥伝社(祥伝社新書) 発行日:2009年10月
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2009年9月号掲載

実践 行動経済学 健康、富、幸福への聡明な選択

人間は、いつでも合理的な判断をするわけではない。しばしば、過去の記憶や他人の言動など、様々な要素の影響を受けて「不合理な判断」を下してしまう。本書では、こうした判断がどのようなメカニズムで生み出されるのかを、多数の例を挙げて解説。そして、我々が生活する上で判断に迷いがちな、医療、貯蓄、投資といった場面で、判断ミスを防ぐ方法を紹介する。

著 者:リチャード・セイラー、キャス・サンスティーン 出版社:日経BP社 発行日:2009年7月
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2009年9月号掲載

EQ こころの知能指数

「EQ(こころの知能指数)」とは、知能テストで測定されるIQとは質の異なる頭の良さのことである。それは、例えば、他人の気持ちを感じ取る、自分の本当の気持ちを自覚し、心から納得できる決断を下す、といったような能力である。人生を大きく左右することになるこのEQについて、本書は詳しく解説する。仕事や家庭における常識を覆し、現代日本人の価値観に大きな影響を与えたベストセラー。

著 者:ダニエル・ゴールマン 出版社:講談社(講談社+α文庫) 発行日:1998年9月
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2009年8月号掲載

影響力の武器 実践編 「イエス!」を引き出す50の秘訣

世界的ベストセラーとなった社会心理学の名著、『影響力の武器』の実践編である。「社会的証明の原理」「返報性の原理」など、『影響力の武器』で示された、6つの社会的影響力の原理に基づく説得テクニックを本書は披露。わざと相手に不便を感じさせて説得力を高める方法など、様々な分野における50の事例を、ユーモアを交え、わかりやすく解説する。

著 者:ノア・J・ゴールドスタイン、スティーブ・J・マーティン、ロバート・B・チャルディーニ、安藤清志(監訳) 出版社:誠信書房 発行日:2009年6月
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2009年8月号掲載

人を動かす[新装版]

人間関係に関する研究の先覚者、デール・カーネギーの代表作。原題は『How to Win Friends and Influence People』(友をつくり人を動かす法)で、1936年に初版が発行されて以降、半世紀以上を経た今日でも世界中で売れ続けている。それは、人を動かす、人を説得する、人に好かれるといった対人関係の問題は、いつの時代の人間にとっても、困難で、切実な課題だからだろう。

著 者:D・カーネギー 出版社:創元社 発行日:1999年10月
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2009年7月号掲載

対話する力 ファシリテーター23の問い

メールの普及によって、生身の人間同士のコミュニケーションが取れない若者。金融危機に対し、どう対処すべきかという議論がないままの日本…。今の我々には、「対話」が欠けている。こう指摘する2人の著者が、対話する力を育むための手法、「ファシリテーション」について語り合った1冊。その本質論から実践する際のコツまでが、わかりやすく説かれている。

著 者:中野民夫、堀 公俊 出版社:日本経済新聞出版社 発行日:2009年5月
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2009年7月号掲載

道は開ける 新装版

多くの人は、悩みを克服しようと思いながらもそれに振り回され、あるいは縛られ、果ては絶望すらする。どうすれば、悩みにうまく対処できるのか。本書は、有名無名、悩みを克服した多くの人の体験談から導き出した、悩みを解決するための原則、方法を具体的に示す。半世紀以上前に著され、世界各国で読み継がれている、カーネギーの不朽の名著。

著 者:D・カーネギー 出版社:創元社 発行日:1999年10月
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2009年6月号掲載

部下の心をつかむセルフ・コーチング 自ら省みることなくして、人は育たず

人の先頭に立つパワフルな人物のことを「アルファ」という。著者によれば、経営者の7割以上、中間管理職の半数以上がこれに該当する。このアルファ男の問題点は、時にその資質が悪い方に出ることだ。例えば、親分肌で尊敬される一方、敵を作りがちというように。そんな悪い面を自己改革するための方法を、エグゼクティブ・コーチングの専門家が伝授する。

著 者:ケイト・ルードマン、エディ・アーランドソン 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2009年3月
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2009年6月号掲載

昇進者の心得 新任マネジャーの将来を左右する重要課題

プレーヤーとして優秀なビジネスパーソンが、マネジャーになった途端、つまずくことがある。そんな憂き目に遭わないためには、何に気をつけるべきなのか。本書では、『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー』掲載の論考の中から、「昇進者の成功条件と失敗要因」に関する8つの考察を紹介。昇進し、マネジャーとなった者が守るべき“心得”を明らかにする。

著 者:DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部(編訳) 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2009年4月
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2009年3月号掲載

あなたはなぜ値札にダマされるのか? 不合理な意思決定にひそむスウェイの法則

株価暴落を目の前にしても、その株を手放せない。過剰な保障だとわかっていながらも、高い保険に加入してしまう…。多くの人は自分の決断は合理的だと思っているが、実は不合理なものであることが多い。なぜ、我々は合理的ではない判断をしてしまうのか? 誰もが身に覚えのあるエピソードやユニークな実験結果をもとに、その心理的要因を明らかにする。

著 者:オリ・ブラフマン、ロム・ブラフマン 出版社:日本放送出版協会 発行日:2008年12月
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2009年1月号掲載

すすんでダマされる人たち ネットに潜むカウンターナレッジの危険な罠

21世紀の今日、科学や医療は著しい進歩を遂げ、また情報公開も進んでいる。にもかかわらず、根拠のない陰謀論や「サプリメントを飲めばガンが治る」といった話が、インターネットや書籍などを通じて世界中に拡がっている。なぜ、人々はいとも簡単にデマの類を信じてしまうのか? その要因を分析しながら、現代社会が抱える問題を明らかにする。

著 者:ダミアン・トンプソン 出版社:日経BP社 発行日:2008年12月
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2008年12月号掲載

プロフェッショナル・リーダーの 人を見極め、動かし、育てる法則

大きな仕事、困難な仕事には“強いチーム”が必要だ。すなわち、1人1人が得意分野で能力を最大限に発揮し、不得意分野を補い合えるチームこそが、最高の結果を出すことができる。本書は、そんなチームを作るために必要なことを伝授するもの。能力ある人材を見極め、モチベーションを高めて動かし、育てるには何をなすべきか、自身の体験をもとに具体的に説く。

著 者:池本克之 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2008年10月
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2008年12月号掲載

「思わず買ってしまう」心のスイッチを見つけるための インサイト実践トレーニング

人はなぜその商品を買うのか? 実は消費者にも、その理由がよくわかっていない。最近の脳科学によれば、人は行動後に理由づけを行いがちで、人の行動の90%は無意識によるものという。従って、この無意識の部分を解明できれば、売れる商品を作れる。本書では、そんな本人も意識していない潜在的な欲求や感情 ――「インサイト」の発見法、活用法を紹介する。

著 者:桶谷 功 出版社:ダイヤモンド社 発行日:2008年10月
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